国立科学博物館は、デジタル化した標本・資料を公開するバーチャル空間上のプラットフォーム「たんけんひろば コンパスVR」を公開しました。
「たんけんひろば コンパスVR」は、国立科学博物館の親子向けの展示室「親と子のたんけんひろば コンパス」をモチーフに、新たなプラットフォームでの展開の検証のために、プロトタイプの空間として制作・公開したバーチャル体験空間です。
本展では、ティラノサウルスの全身骨格化石や動物のはく製標本の3Dデータをバーチャル空間に展示。PCやスマートフォン、VRデバイスを用いて、様々な視点から標本を観察できるだけでなく、隠れているはく製を探して展示台に載せたり、動物のツノを正しく組み合わせたりするなど、バーチャル空間ならではの体験ができるとのこと。
なお、国立科学博物館では2020 年から「おうちで体験!かはくVR」を公開しています。かはくVRが実空間の展示をインターネットで公開するのに対し、「たんけんひろば コンパスVR」は、実際の標本・資料に基づく3Dデータを展示し、ネットでどこからでも自由に観察や体験ができるのが特徴となっています。
「たんけんひろば コンパスVR」のWEBサイトはこちら。
https://www.kahaku.go.jp/3dmuseum/compass-VR/
(参考)プレスリリース