AI歌声合成ソフトウェア「Synthesizer V」1.8.0のアップデータが公開され、人間に近い歌声であるとSNSで話題となっています。
今回のアップデートにより、AIボーカルのクオリティがとても高くなったことで、早速触った一部ユーザーたちから驚きの声が上がっています。サンプルとして公開された「Synthesizer V AI Mai」のデモ曲では、プロの歌手と見分けがつかない歌声を響かせています。
「Synthesizer V」は、Dreamtonics株式会社が開発するPC向け歌声合成ソフトウェアです。AIの歌声合成に対応することで、人間が歌っているかのような歌声を合成できるようになります。
本日、Synthesizer V Studio 1.8.0 のアップデータを公開いたしました。今回のアップデートでは、ベータ版リリース時にいただいたフィードバックをもとに、機能の改善と不具合の修正を行いました。
また、ベータ版で公開していた歌声データベースを正式バージョンにアップデートしました。 pic.twitter.com/gZeSlYyQEM
— Dreamtonics 公式 (@dreamtonics_jp) November 24, 2022
1.8.0では、新しい歌唱合成技術「Diffusion Probabilistic Models(DPM)」に対応し、高音質でリアルな歌唱が可能になったとのこと。また、ノートごとに言語の選択が可能となり、歌詞に複数の言語が含まれる歌でも、トラックやグループを分けずにスムーズに歌えるようになったそうです。
さらに「Synthesizer V Studio Pro」を購入されたユーザーは、1.8.0にアップデートすることで、歌声データベース「Synthesizer V AI Mai」が追加料金なしで利用できます。
アップデートの詳細はこちら。