VRパルクールアクション「STRIDE: Fates」発売 「ミラーズエッジ」インスパイアなVRゲームの続編

新作VRゲーム「STRIDE: Fates」がMeta Storeにて販売開始となりました。価格は税込2,990円。ゲーム内言語は英語のみで、日本語には未対応です。

「STRIDE: Fates」はSteam、Meta Storeで2020年（Meta Storeは2021年）より販売中のVRパルクールアクションゲーム「STRIDE」の続編。厳密には当初、「STRIDE」に無料アップデートで追加予定となっていたシングルプレイ専用のストーリーキャンペーンモードを独立させた作品となります。

プレイヤーはパルクール特殊部隊の主人公「ニック・ヤング」になり、現在の食物連鎖の最底辺からの脱出を目指し、舞台となる「アイアン・シティ」のあちこちで起きる様々な問題の解決に身を投じていきます。高層ビルをよじ登る、電線を軽快に滑り降りるなどの「ミラーズエッジ」シリーズ（※2008年発売）をインスパイアしたパルクールアクションはそのままに、屋内戦闘シーンやパズルといった新要素を多数追加。さらにキャラクターに直接話しかけてイベントを進展させるなど、シングルプレイ専用ならではのストーリー性強化も図られています。

Steamコミュニティに投稿された開発元Joy Wayのコメントによれば、当初は2022年12月に前作「STRIDE」に新しいゲームモードとして追加予定だった模様。しかしながら、プレイヤーやVRコミュニティの声を踏まえてこれを中止とし、自分たちができる最高のゲームを作る方針に転換したとのこと。
その結果、当初1時間を想定していた本編のボリュームは5～8時間へと大幅に拡張。さらにサイドクエスト、新アクション、パズル要素を導入したことにより、前作とはまったく異なる売りを持ったゲームに進化したようです。

なお、Steamでの発売は後日になる模様。また、すでに前作「STRIDE」を2020年9月4日から2022年6月10日の間に購入済みのプレイヤーには本作を無料でダウンロードできる権利が与えられるとのことです。逆にQuest版においてはこのような施策は行われないようですが、今回の発売に合わせ、前作と本作がセットになった「STRIDE franchise bundle」が17％割引の税込3,686円で購入可能となっています。

前作「STRIDE」のプレイレポートはこちら。（※早期アクセス版当時のものになります）

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ゲーム・アプリ 2020.09.06

ソフトウェア概要

（参考）Steamコミュニティ、Meta Store