5月22日にソニー株式会社はSony IR Day 2018を開催し、各分野の2017年度(2017年4月~2018年3月)の総括ならびに2018年の見通しを発表しました。
PlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)を含むゲーム&ネットワークサービス分野は、ソニー・インタラクティブエンタテイメントの小寺社長より説明が行われました。2017年度の総括としては、VR市場の成長率が期待を下回ったという課題も指摘。分野として成長はしているものの、今後どのようにエンゲージメント強化に活用できるかが重要であるという見方を示しました。
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エンゲージメント強化のためにはユーザーエクスペリエンスと使い勝手をさらに向上すること、またデータ分析の活用を挙げています。
VRに関しては、質疑応答で挙がった「IPの活用」への回答でも言及がありました。強いIPの活用事例として、VRでは既にソニー・ミュージックエンタテイメントやソニー・ピクチャーズエンタテイメントと連携していると説明。今後もチャンスはあると述べています。
ソニーのVRに関する事業横断的な取り組みについてはこちらでも紹介しています。
(参考)ソニー株式会社 IR資料