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AR/MR 2018.03.12

ソニー、AR活用のホッケーゲーム開発 米イベントで展示

AR(拡張現実)は現実にデジタル情報を重ねて表示する技術であり、エンターテインメントや業務、ナビゲーションなど、様々な活用が進められています。

ソニー株式会社は、ARとホッケーを組み合わせた『A(i)R Hockey (エーアール エアーホッケー)』を開発しています。本コンテンツではARで表示されたパック(球)を打つような体験ができます。

『A(i)R Hockey』は、円形の台を舞台に、赤・青・緑の3チームに分かれて遊ぶゲームです。ARを利用して表示されるパック(球)と、ユーザーが操るマレットをリアルタイムにトラッキングし、プロジェクションマッピングを用いてテーブル上に映像を投影します。

バーチャルのパックを打ち返すときは、ソニーの触覚提示技術により、そのパックの大小に応じて体感する感触が変わる演出も実装されています。

本コンテンツは2018年3月9日から17日(現地時間)まで、米国テキサス州で開催中のイベント「SXSW2018」のソニーブース「WOW Studio」にて展示されています。こちらでは、複数人で同時に体験できるインタラクティブなAR空間を作り出す技術「Interactive Tabletop Projector」の体験展示も行われています。

ARとテーブルゲームを組み合わせた取り組みは、これまでに株式会社アカツキが開発しているAR卓球ゲーム『PONG!PONG!』などがあります。本コンテンツは通常の卓球のようにラリーを繰り返しながら、台に投影されたバーチャルなブロックを破壊し、点数を競い合うAR卓球ゲームです。

(参考)ソニー株式会社 WOW Studio 公式


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