Home » スマホをかざすと現れる“ARスイッチ”で家電をまとめて操作


AR/MR 2018.07.02

スマホをかざすと現れる“ARスイッチ”で家電をまとめて操作

家の照明や空調といった設備を自動化したり、スマートフォンで操作したりする「スマートホーム」が徐々に広がりを見せています。このスマートホームでの生活をさらに便利にするARアプリが公開されました。

バーチャルなスイッチを室内に設定

無料アプリ「Smart AR Home」は、スマートホームの様々な機能をシンプルにまとめ、ARを使って操作できるようにします。アプリをかざすと、リビングにバーチャルなスイッチが浮かび上がります。このARスイッチを使えば、ユーザーは実際のスイッチに触れなくても、照明や空調をコントロールできます。

セットアップも簡単です。同じWi-Fiを使い、システムとアプリを対応させます。そして、室内に“シンクロナイゼーションポイント”を設定。ここがバーチャルスイッチの基準となります。このポイントのおかげで、一度アプリを終了しても、その都度再設定が不要になります。最後にスマートフォンのカメラでバーチャルスイッチを設定して完了です。

[ads]

現在「Smart AR Home」は、サムスンのSmartThingsとフィリップスのPhilips Hueという2つのスマートホームシステムのみに対応しています。今後、対応するシステムは拡充予定です。アプリはARKit、ARCore対応のスマートフォンで利用できます。

1つのスマホでスムーズに操作

もちろん各スマートホーム専用のアプリが出ていますが、1つのスマートフォンアプリにまとめることができるのは便利です。また、ARでスイッチやコントローラーが見えると、利用時に分かりやすくて楽しく使えます。

またスマートホームにしても、どのスイッチがどの操作に対応しているのか、混乱することがあるかもしれません。ARでスイッチを設定すれば、操作方法が簡単にわかるようになります。

自宅がスマートホームでないという人も、アプリではデモが体験できるので、試してみてはいかがでしょうか。

アプリ概要

アプリ名称

「Smart AR Home」

価格

無料

対応OS

iOS 11.0以降、Android8.0以降

対応言語

英語

ダウンロード

App StoreGoogle Playより

(参考) VRScout
Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード