家の照明や空調といった設備を自動化したり、スマートフォンで操作したりする「スマートホーム」が徐々に広がりを見せています。このスマートホームでの生活をさらに便利にするARアプリが公開されました。
バーチャルなスイッチを室内に設定
無料アプリ「Smart AR Home」は、スマートホームの様々な機能をシンプルにまとめ、ARを使って操作できるようにします。アプリをかざすと、リビングにバーチャルなスイッチが浮かび上がります。このARスイッチを使えば、ユーザーは実際のスイッチに触れなくても、照明や空調をコントロールできます。
セットアップも簡単です。同じWi-Fiを使い、システムとアプリを対応させます。そして、室内に“シンクロナイゼーションポイント”を設定。ここがバーチャルスイッチの基準となります。このポイントのおかげで、一度アプリを終了しても、その都度再設定が不要になります。最後にスマートフォンのカメラでバーチャルスイッチを設定して完了です。
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現在「Smart AR Home」は、サムスンのSmartThingsとフィリップスのPhilips Hueという2つのスマートホームシステムのみに対応しています。今後、対応するシステムは拡充予定です。アプリはARKit、ARCore対応のスマートフォンで利用できます。
1つのスマホでスムーズに操作
もちろん各スマートホーム専用のアプリが出ていますが、1つのスマートフォンアプリにまとめることができるのは便利です。また、ARでスイッチやコントローラーが見えると、利用時に分かりやすくて楽しく使えます。
またスマートホームにしても、どのスイッチがどの操作に対応しているのか、混乱することがあるかもしれません。ARでスイッチを設定すれば、操作方法が簡単にわかるようになります。
自宅がスマートホームでないという人も、アプリではデモが体験できるので、試してみてはいかがでしょうか。
アプリ概要
アプリ名称 |
「Smart AR Home」 |
価格 |
無料 |
対応OS |
iOS 11.0以降、Android8.0以降 |
対応言語 |
英語 |
ダウンロード |
(参考) VRScout
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