Meta Quest 2のパススルー(VRヘッドセットのカメラで、現実の周囲の景色を見られる機能)を活用した、“宇宙”を見られるMRアプリ「Skygaze」のデモが「App Lab」で公開されました。太陽系の探索や、プラネタリウム機能などが楽しめます。
「Skygaze」はXRデベロッパーのEmanuel Tomozeiさんが開発しているアプリ。2021年11月に初披露され、当時は「STARGAZER」と呼ばれていました。ハンドコントローラーによって室内の壁の位置を設定すると、星や惑星が描かれた夜空が出現します。天体は、利用している日時に基づいた正確な位置に表示されるとのこと。
プラネタリウムモードでは、太陽系に関する360度映像を視聴可能です。Tomozeiさんは、現段階の「Skygaze」は“サンプル状態”と説明しており、公開されている予告映像ではバーチャル望遠鏡機能の追加が示唆されています。
「Skygaze」の今後について、Tomozeiさんは海外掲示板「Reddit」で、以下のようにコメントしています。
私は、このアプリを完全なアプリに発展させたいと考えていますが、すべては興味と資金次第です。何がうまくいき、何がうまくいかないか、何を改善または追加できるかについて、どんな考えでも伝えてくれるととうれしいです。
Quest 2のパススルー機能は白黒映像ですが、Meta社が2022年内に発売する予定の新型VRヘッドセット「Project Cambria」はカラー映像のパススルーが利用できることが判明しています。「Skygaze」の“真価”は、同デバイスの登場時に発揮されるのかもしれません。
「Skygaze」のダウンロードはこちら(無料)
https://www.oculus.com/experiences/quest/5092297537484845
(参考)VRScout
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