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「元気シニア」と協力、高齢者へVR旅行を クラウドファンディングが開始

外出が困難な後期高齢者に、VRで旅行体験を提供する試みが進められています。4月19日、「元気シニアと『ローカルVR旅行』アプリを作りたい!」と題されたクラウドファンディングがREADYFORにて開始されました。VRを使って「誰かの役に立ちたい」というシニア層と、外出困難な高齢者の旅行体験を支援する内容です。

発起人は登嶋健太氏

プロジェクトの発起人は、元介護職員で現在は東京大学先端科学技術研究センターの学術支援専門職員として働く登嶋健太氏です。2016年にも、高齢者にVRで海外旅行体験を届けるためのクラウドファンディングを行っており、成功を収めました。2017年11月には「お年寄り向け海外VR旅行サービス」で総務省 異能vation ジェネレションアワード特別賞を、同年12月には「第3回 Business Digging Festival」一般社団法人中野区産業振興推進機構 ゴールド賞を受賞しています。

また、登嶋氏はMogura VRで連載「登嶋健太の360°たびにっき」を掲載しています。

プロジェクトの背景

登嶋氏はこれまでの活動の中で、元気でインターネット活用できる高齢者とディスカッションし、「誰かの役に立ちたい」と社会貢献活動に興味を持っている人(=元気シニア)が多くいることに気付きました。加えて、「親にVR旅行を体験させたい」と問い合わせを行う人の内訳は、インターネット・スマートフォン・SNSを活用している65歳前後の高齢者が多いとのこと。こうした経緯から、今回のプロジェクトに至ったといいます。

360度カメラの進歩のおかげで、スマートフォンと360°カメラさえあれば誰でも簡単にVRコンテンツを作れるようになっています。VR制作技術を身につけた元気シニアと、外出困難な後期高齢者の夢を繋ぐのが今回のプロジェクトです。

元気シニアと後期高齢者の夢を繋ぐ「ジモトVR」

「ジモトVR」と名付けられたVRコンテンツは、まず介護施設を利用する後期高齢者に、「もう一度行ってみたい」場所をアンケート。全国の元気シニアには、「VRコンテンツをつくる体験講座」を開催します。講座の各地会場では、後期高齢者の「行ってみたい場所」を共有します。

その後、後期高齢者の”夢”を元に、元気シニアが360度カメラで、自分の詳しい地元の映像を撮影します。こうして作成されたVRコンテンツ「ジモトVR」は、介護施設のVR旅行体験会に活用されます。

登嶋氏は、「お年寄り向けVR旅行サービス」を、元気シニアの社会参画支援事業者と連携し「高齢者」双方の生きがいをつなぐサービスを作りたい、としています。

クラウドファンディングの目標金額は120万円。5月31日まで実施中です。プロジェクトページや金額概要などは以下の参考リンクから。

(参考)READYFOR プロジェクトページ





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