ドイツのゲームメーカーCrytekは、今年3月に開催されたGDCにてVRゲームの開発を進めていることを発表し、『Dinosaur Island VR』という技術デモを展示しました。現在ロサンゼルスで開催されているゲームイベントE3では開発中のゲーム名が『Robinson: The Journey」であることが明らかになり、プレイアブルのデモが展示されています
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Crytekは、『クライシス』などのゲームの開発を行うとともに、ゲーム開発のためのゲームエンジンであるCryEngineを提供してきました。
VRゲームの開発には既に1年程度の時間をかけており、プレイ映像からも非常にハイクオリティなVRゲームを開発していることが分かります。
デモは渓谷の崖にいるシーンからスタートし、流れ落ちる滝や、プレイヤーがいる渓谷はのグラフィックは非常に美しく仕上がっています。また、視点を合わせて対象物を選択するなどVRならではの特徴も活かしています。
また一人称視点で、ロープを伝って崖を登っていく内容のため、手の動きをトラッキングするコントローラーとも相性が良さそうなコンテンツになっています。
展示では、Oculus Riftの製品版プロトタイプであるCrescent Bayを使用しています。
プレイ映像を撮影した、米メディアRoad to VRは、このデモがE3でも随一の出来栄えだと絶賛し、映像の美しさを伝えきれずに申し訳ないとコメントしています。
(参考)
Crytek’s ‘Robinson: The Journey’ Prototype Playthrough Video – Road to VR(英語)
http://www.roadtovr.com/cryteks-robinson-journey-prototype-playthrough-video/
Hands-on: Crytek’s ‘Robinson The Journey’ Prototype is a Visual Feast, Built for Motion Controls – Road to VR(英語)
http://www.roadtovr.com/hands-on-crytek-robinson-the-journey-prototype-motion-controls-back-to-dinosaur-island-2/