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VR動画 2015.12.18

【Gear VR無料アプリ】VR内で360度カメラを使った撮影から体験までを完結する『RICOH THETA S VR』

360度カメラで撮影したものをそのまますぐにVRで体験することが出来たら非常に便利です。それを可能にするアプリがGear VR向けに配信された『RICOH THETA S VR』です。

12月18日、製品版のGear VRが発売されると同時に配信を開始した日本製のアプリです。

このアプリを使用する際は、当然ですがRICOH THETA Sが必要となります。RICOH THETA Sは、4万円強で購入できる比較的手軽な360度カメラです。静止画の画質は、5376×2688と5K相当と高く、VRで見ていてもかなりくっきりと表示されます。

使い方は以下の通り。

1.RICOH THETA Sをどこかへ設置します。何かの中心になるような場所、開けている場所が良いですね。接地面が平面であれば立ちますが、ネジでの取り付けも可能なので、三脚を使うと便利です。
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2.RICOH THETA Sとスマートフォン(Galaxy S6/S6 Edge)をWi-Fiで接続します。(画面はAndroid版RICOH THETA Sアプリ
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3.その状態でGear VRを装着し、『RICOH THETA S VR』アプリを起動します。アプリを起動すると非常にシンプルなメニュー画面です。
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浮いている球体にはサンプルの360度静止画が収められており、目線を合わせると全天周で体験することができます。
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4.真ん中にあるボタンに目線を合わせ、Gear VRの側面のタッチパッドをタップするとシャッターを切り、撮影が可能です。
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5.そのまま転送され、撮影したばかりの写真を全天球で見ることができます。
image201512170418221数秒前の自分がいた空間を別視点で見る不思議な感覚です…

旅行先で使うもよし、家族が集まったときに使うもよし、VRでの体験を組み合わせることで360度撮影がさらに面白くなることは間違いありません。

こちらの記事でこれまで取り上げたようなシーンもぜひVRで体験してみたいものですね。今後ライブビューや動画への対応、過去に撮影したライブラリからの再生にも期待したいところです。

関連記事:360度カメラでどう撮る?渋谷ハロウィン2015でRICOH THETA Sで自撮り撮影してもらった
関連記事:360度カメラでどう撮る?東京ゲームショウでコンパニオンの皆さんに全天周で自撮り撮影をしてもらった

また、RICOH THETA Sで撮影した360度動画もFacebook経由でGear VRで見ることができます。

関連記事:RICOH THETA S、スマホアプリからFacebookへ360度動画が投稿可能に

<ソフトウェア情報>
「TEHTA S VR」
【メーカー】XVI.Inc
【開発者】XVI.Inc
【対応ハードウェア】 Gear VR(RICOH THETA Sが必要)
【価格】 無料
【操作】タッチパッド
【リリース日】 2015年12月18日
【入手方法】Oculus Storeよりダウンロード
【言語】英語(英語が分からなくても使用には問題なし)

<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★★★(RICOH THETA Sユーザー限定)
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★★


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