エイベックス・テクノロジーズ株式会社が、WebカメラとPCだけで3Dアバターを全自動で動かせるPC用ソフトウェア「RiBLA Broadcast(β)」を無料で提供開始しました。WindowsとMacに対応。
「RiBLA Broadcast(β)」はPCとWebカメラから、アバター(VRM形式)を操作できます。カメラの映像をもとに骨格推定・表情認識(AI)を行っており、専用のトラッキング機材を導入せずに、誰でもアバターを動かせます。手動で表情を切り替えたり、細かな動きの調整も可能です。
アバター(VRM形式)はドラッグ&ドロップですぐに導入できます。配信ソフト「OBSStudio」と組み合わせて生配信や動画投稿にも利用可能です。
ダウンロードはこちら。
https://ribla-laboratory.booth.pm/items/3642935
実際に試してみた
著者のアバターで実際にダウンロードして試してみました。VRoidのアバターモデルを選択すると、すぐにツールに反映されました。
Webカメラを起動すれば、すぐに操作可能に。自分の両手と顔の位置を読み込んで、アバターに反映してくれます。カメラの位置にもよりますが、少し離れ目の距離でキャプチャすると、腕の動きの同期が精確になりました。
顔の表情はカメラが自動で読み取るようです。固定したい場合は、下部にある表情マークを押せば、喜怒哀楽のどれかに固定できます。口の動きはカメラとマイクのどちらかで読み取るかを選択可能です。その他、カメラの位置やアバターの姿勢など細かな調整もできました。
特に腕の動きの読み取りが精確なため、動画や配信でアバターを自由に激しく動かしたい人にはおすすめできそうです。一方、顔の表情認識に関しては、細かな調整をして自分の表情が反映されやすいような設定を探したほうが良いという印象です。操作はシンプルで直感的に分かりやすいデザインなので、アバター操作の初心者にも向いていると言えます。
詳細は下記を確認ください。
公式サイト:https://avex-technologies.com/riblas/lab/index.html
Twitter:https://twitter.com/RiBLA_Lab
著作権表記:©AvexTechnologiesInc.
オリジナルキャラクターのアバターを無償提供
アプリ発表に合わせて、イラストレーターのkonomi(きのこのみ)さんがキャラクターデザインした「RiBLA」初のオリジナルキャラクター「生駒ミル(いこまみる)」「九条フレカ(くじょうふれか)」アバターも無償提供されます(「九条フレカ」のアバターは後日公開。現時点ではダミーファイルが登録されているので注意)。
これらのアバターは「RiBLA Broadcast(β)」はもちろん、3Dモデルを扱えるソフトウェアやVR向けSNSなど、様々なサービス・用途で利用できます。
・生駒ミル(いこまみる)(画像右)
キャラクターデザイン:konomi(きのこのみ)
流行に敏感で、可愛いものが好きな17歳の女の子。
努力型の天才で、学校の成績は常に上位。
どうすれば自分が一番可愛く見えるか理解している。・九条フレカ(くじょうふれか)(画像左)
キャラクターデザイン:konomi(きのこのみ)
悪戯好きで小悪魔系な女の子。ミルとは同い年で親友。
見た目に反して、かなりズボラな性格。成績は毎回赤点ギリギリ。
よくミルのお菓子を横取りしては怒られている。喧嘩するほど仲がいい。提供期間:2022年2月16日(水)より開始
費用:無償
配布場所:
【生駒ミル】https://ribla-laboratory.booth.pm/items/3521047
【九条フレカ】https://ribla-laboratory.booth.pm/items/3644446
フォーマット:VRM形式
オリジナルキャラクターグッズの予約販売
ツール&アバターの提供開始を記念して「生駒ミル」「九条フレカ」のオリジナルグッズが予約発売されます。商品内容は、抱き枕カバー、タペストリー、3Dモデル衣装差分です。受付期間は、2022年3月7日(月)23:59まで。3月末に配送されます。
購入ページはこちら。
https://ribla-laboratory.booth.pm/
(参考)プレスリリース