ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）が米国特許商標庁（USPTO）に出願していた、PlayStation VR（以下PSVR）関連と思われる“観戦モード”の特許が、新たに公開されました。
今回出願が判明した特許の正式名称は「VRコンテンツにオーディエンス参加型コンテンツを統合（Integrating Audience Participation Content into Virtual Reality Content）」。出願自体は、2020年10月に行われていました。
観戦モードは、周囲のゲームプレイヤー（観客）が、PSVRを使用しない状態でもゲーム側にリアルタイムで干渉し、アクティブな役割を担えるシステム。米メディアVRScoutは、PlayStation 4とスマートフォンなどを組み合わせて遊ぶ、マルチプレイサービス「PlayLink」との類似性を指摘。仮に近いシステムだった場合、観客の決定が、VR内に影響を与える仕組みになると推測しています。
特許は、出願されても確実に実用化されるとは限りません。今回のSIEの観戦モードも、実際にはPSVRに導入されない可能性があります。仮に実装された場合、パーティーゲーム的な作品で“輝く”システムになるでしょう。PSVRの遊び方に一石を投じるかもしれない新機能の登場に、期待したいところです。
（参考）VRScout
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