【PSVR】刑務所でアイテムをクラフト・売買する「Prison Boss VR」配信

ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）は、PlayStation VR（プレイステーションVR・PSVR）専用ソフト「Prison Boss VR(プリズンボス VR)」を本日1月21日より配信開始したことを発表しました。価格は2,450円(税込)。配信ストアはこちら。

プリズンボス VRは、刑務所の独房を舞台にクラフティングとトレーディングを行うVRゲーム。囚人であるプレイヤーは、2本のPlayStation Move モーションコントローラーでの操作でさまざまなアイテムを作り、それを販売して新たなツールや家具を購入。囚人たちのリスペクトを集めて刑務所内のボスの座を獲得し、脱獄することが目的です。

プリズンボスVRではPSVR版の配信に合わせて、新たに｢ボスモード｣を搭載したうえ、より快適な操作性に改良するアップデートを実施。また、PlayStation Blogでは開発会社TREBUCHETの共同創立者・クリエイティブディレクターのAlexandre Pernot Lopesさんによる解説が行われています。

移動をしないVR体験を目指して生まれたアイデア

「Prison Boss VR」は、刑務所で看守に捕まることなく、できるだけ早くアイテムを工作するゲーム。注文の多いブラックマーケットの需要に応えるため、夜のアイテム製作時間のプランニングをしていきます。カートゥーン調の刑務所で、プレイヤーはたばこを巻き、アルコールを発酵させ、クッキーを焼き、メタルビットと布の切れ端で｢creepy bears(不気味なクマの人形)｣を作るなど、さまざまな禁制品を作っていきます。

Alexandre Pernot Lopesさんによれば、このゲームの当初のアイデアは、プレイヤーが周囲の環境に慣れるように、人工的な動きを一切使用せずにVR体験を作り出そうとしたところから生まれたとのこと。｢あまり移動せずに、同じ場所で多くの時間を費やす環境はどこだろう？｣と考え続け、｢刑務所だ！｣とひらめいたそうです。

ゲーム概要

※PlayStation VR専用
※PlayStation Move モーションコントローラー必須(2本必要)
※ダウンロード専用タイトル

（参考）PlayStation Blog