株式会社オンテロープは、音を光として視覚化する「ONTELOPE Glass」を発表しました。本製品はクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で支援を募る予定で、プロジェクト開始日は2025年11月5日です。これに先立ち、10月20日より事前登録の受付が始まっています。
ONTELOPE Glassは、音を光に変換する独自技術を搭載しています。この技術は特許を取得しており、人の脳が音を認識する仕組みをアルゴリズムで再現したものです。聴覚に課題を抱える人は、必要な音を光で視覚的に認識でき、健聴者も音や音楽を新たな感覚として楽しめます。日常の音を「見る」ことで、感覚を拡張する体験を提供することを目指しています。通常のメガネとしても使用でき、度付きやサングラスレンズへの交換にも対応。デザイン面にも配慮された製品です。
メガネの左右テンプル(つる部分)には高感度マイクを搭載し、周囲の音をリアルタイムに収集します。取得した音の高さや大きさ、時間的変化を独自のアルゴリズムで解析し、レンズフレーム内に組み込まれた44個の特注LEDで光として表示します。LEDの色は音の周波数に応じて変化し、低音は赤、中音は緑、高音は青から紫のグラデーションで表現されます。これは、人間の聴覚と光の波長構造を対応させた独自の色設計です。
LEDは株式会社朝日ラバーの「ASA COLOR LED」をベースに、ONTELOPE専用に設計されています。Bluetooth Low Energy(省電力通信規格)によるスマートフォンアプリとの連携機能を備え、USB-Cによる充電にも対応しています。最大5時間の連続使用が可能です。
ONTELOPE Glassは、デジタルハリウッド大学大学院での研究を基盤として開発されました。代表の澤田氏が同大学院在学中に技術の基礎を構築し、学内発のプロダクトとして誕生しています。今後はグローバル展開を視野に入れ、聴覚支援や感覚拡張のほか、音楽やアートなど多様な分野での活用が計画されています。さらに、実証実験やアーティストとのコラボレーションも予定されています。
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000170488.html
https://ontelope.com/glass
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