Facebookが2019年春に発売を予定している新型一体型ハイエンドVRヘッドセット、Oculus Questに対応するゲームタイトルがOculusから新たに発表されました。今回発表されたタイトルには「Ballista」「PokerStars VR」といった、現在開発中の新作ゲームも含まれます。
完全新作のVRゲーム
今回判明した情報は2019年4月24日、Oculusの公式ブログに掲載された記事から明らかになりました。「Ballista」は、「They Live to DESTROY!」やVRFPSゲーム「Damaged Core」といった作品を手掛けたゲームスタジオ、High Voltage Softwareが開発を進めているVRゲームです。
2019年4月26日現在、「Ballista」に関する情報はほとんど判明していませんが、公式ブログでは「プレイヤーはヒーローとして魔法の鏡、ユニコーンの角から作られた杖、伝説のパチンコを装備し、魔法の王国を守るため悪の軍団と戦う」という作品のあらすじが公開されています。
High Voltage SoftwareのプロデューサーKeith Hladik氏は、「Ballista」の開発について以下のようにコメントしています。
（Oculus）Questのおかげで、我々はプレイヤーの皆さまにゲーム内で自由に動き回れる自由度と、よりインパクトのあるゲームプレイを提供可能となりました。
VRメディアUploadVRがOculusに問い合わせたところ、Oculus Rift版「Ballista」の将来的なリリースと、本作がクロスバイ（※）対応作品であることが確認されました。2019年4月26日現在、Oculus Quest版、Rift版共にリリース日については判明していません。
（※クロスバイ：ソフトを1つ購入すれば、同ソフトの多機種版が無料でプレイ可能となる仕組み）
2018年からアーリーアクセス中
「PokerStars VR」は、オンラインカジノ系のVRゲームを手掛けるゲームスタジオ、LuckyVRが開発中のVRポーカーゲームです。本作は、2018年11月からアーリーアクセス形式でSteamとOculus Storeで配信が行われています。対応VRヘッドセットはOculus RiftとHTC VIVEで、これにOculus Questが加わります。
LuckyVRの創業者Jeffrey Lande氏は、「PokerStars VR」について以下のようにコメントしています。
VR技術によって、我々は他のプラットフォームでは味わえない没入感ある体験を、プレイヤーの皆さまにお届けすることが出来ます。Oculus Questは、アクセシビリティの観点から見ても一歩進んだデバイスであり、プレイヤーの皆様がより自由に、いつでもプレイできる環境を提供してくれます。
（参考）Oculus公式ブログ
