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Meta Quest 2020.10.18

Oculus Quest 2で制限されている90Hzモードを解放する方法

2020年10月13日に発売された「Oculus Quest 2」(オキュラス クエスト 2)。軽量化やディスプレイ解像度の向上など、様々な性能アップを果たした本ヘッドセットですが、現時点では、制限されている機能が存在します。

それは、リフレッシュレートを90Hzに上昇させるモードです。リフレッシュレートはディスプレイの描画頻度を示し、数字が高いほどより滑らかで違和感のないVR体験になります。PC向けのVRヘッドセットでは概ね90Hzが標準となっています。

Quest 2のリフレッシュレートは、現段階では初代Questと同じ72Hzに固定されています。設定画面のテスト機能から、ブラウザやホームシーンなど一部解放は可能です。フェイスブックは、後日アップデートで90Hzのモードを解放する予定としています。

本記事では、2020年10月16日時点で確認されている、90Hzモードを(非公式ながら)使用する方法を解説します。

現在、「Oculus Quest 2」の90Hzモードを一番簡単に解放できるのは、サイドローディングアプリ「SideQuest」を使用する方法です。手順は以下の通り。

1:「SideQuest」をPCで起動する。

2:「Oculus Quest 2」をPCにUSBケーブルで接続して「SideQuest」に認識させる。

3:“Device Settings & Tools(画面右上に存在するスパナマーク)”を選択。

4:“Refresh Rate”から90Hzを選ぶ。

5:「Oculus Quest 2」の電源ボタンを押して画面を消し、その後、もう一度オンにする。

米メディアUplaodVRによれば、上記の方法を使用することで「Echo VR」や「Beat Saber(ビートセイバー)」が、90Hzで動作するのを確認したとのこと。なお、同メディアは、一部タイトル(「Solaris: Offworld Combat」など)では、90Hzで動作しなかったとも報告。これはタイトル側の90Hz対応の有無が関係している模様です。

「SideQuest」を使用した90Hzモードの起動は、ヘッドセットの電源をオフにするとリセットされます。再びリフレッシュレートを向上させたい場合、同アプリでの設定を再度行わなくてはなりません。

(参考)UploadVR


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