NHKの公式サイトで「土偶AR」が登場しました。スマートフォンやタブレットで土偶の高精細な3DのCGモデルをAR表示できます。
土偶を出現させる方法は、こちらのサイトにスマホかタブレットでアクセスし、「ARで見る」をタップ。写真モードが起動するので、なるべく広めの空間にカメラを向けてタップすると、画面上に土偶が出現します。
土偶は実際のサイズ(34.2cm)とほぼ同じ大きさで表示され、拡大や縮小も可能。好みの景色に土偶を出現させて、写真を撮影できます。当時の彩色を再現した「赤い土偶」も選択できます。
今回出現する土偶は、 東京国立博物館が所蔵する縄文晩期の「遮光器土偶」で、青森県つがる市木造亀ヶ岡で出土したもの。現在から約3000年~2400年前のものと推定されています。6月29日に放映されるNHKの特集番組「見たことのない文化財」では、この土偶の謎に迫っていくとのこと。
また6月30日からオンラインで開催中の「NHK技研公開2021」では、離れた人と一緒に遮光器土偶を視聴できるシステムも紹介されています。
https://www.nhk.or.jp/strl/open2021/tenji/1/index.html
NHKサイトでは現在Twitterハッシュタグ「#土偶がいる」で、AR表示された土偶の画像を募集中です。お気に入りの風景をバックに土偶と一緒にツーショット写真を撮ってみませんか?
貴重な文化財を8Kで撮影・保存するプロジェクトで、
「土偶AR」をつくりました。縄文時代の有名な「遮光器土偶」が、対応スマートフォンやタブレットではあなたの目の前に現れます。スクリーンショットをサイトから投稿することもできます。#土偶がいるhttps://t.co/BKB7Hh16lp
— NHKニュース (@nhk_news) May 31, 2021
(参考)NHK