アメリカのナショナル・フットボール・リーグ(NFL)は、Meta Quest(旧Oculus Quest)とPlayStation VR向けに、“公式”のVRフットボールゲームを開発していることを発表しました。
ゲームの詳細や発売日は明らかになっていませんが「1人称視点での3D没入型体験によって、プロのフットボール選手と同じようにプレイできる」と説明されています。実際にフットボールをプレイする作品になる可能性が高いと思われます。
NFLは以前からXRに注力していることで知られています。2022年1月には、スマートフォン向けアプリ「スナップチャット」と提携し、AR対応サングラス型デバイス「Spectacles」で体験できるARフィルター「LA Rams Mini Game」を発表。2月には、同アプリで優勝決定戦「スーパーボウル」関連のARフィルターが提供されました。
発表されたVRゲームの開発は、スポーツ系のテック企業StatusPROが担当します。NFLのJoe Ruggiero氏は、以下のようにコメントしています。
バーチャルリアリティゲームは急速に拡大しています。StatusPROとの提携により、この新分野における、2大VRプラットフォームに対応する形で、NFLゲームの新しい没入型バージョンを探求することが可能になりました。
我々は、VRを支持するファンが増えていることを認識しており、現在、マーケットで提供しているものを補完する初のVRゲームタイトルを発売できることに興奮しています。
(参考)Road to VR
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