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AR/MR 2019.09.08

米NFLが有効活用するAR 再生数3億回超えのフィルターも

米国のプロアメリカンフットボールリーグNFL(ナショナルフットボールリーグ)は、写真共有アプリ「Snapchat(スナップチャット)」のARを有効活用しています。

ロゴをスキャンしてハイライトを視聴

2019-2020シーズンは、NFLシーズン100周年となる大きな年です。その100周年を記念し、2019年9月5日にはシカゴベアーズと、グリーンベイ・パッカーズの対戦でシーズン開幕のキックオフと同時にスナップチャットのAR機能を使ってキャンペーンが開催されました。

ARレンズを活用した新サービスは、シカゴに住むスナップチャットユーザーが、NFL100周年オリジナルロゴをスキャンすると、シカゴベアーズとグリーンベイ・パッカーズの過去シーズンのハイライト映像を視聴することができるというもの。

視聴者数毎週200万超えのストーリー配信

2018年、同リーグは継続中のスナップチャットを運営するSnapとの契約をさらに2年間延長することを発表しています。昨年開始した「Sunday Publisher Story」は、リアルタイムでフットボールの試合を配信するシリーズで、毎週200万人の視聴者がこのストーリーを再生したと関係者はコメントしています。

NFLのデジタルビジネス開発部門のバイスプレジデントであるBlake Stuchin氏は、スナップチャットの可能性について次のように語っています。

「スナップチャットには、エンゲージメントの深さがあります。例えば、第53回スーパーボウルが開催される1週間前に、期間限定プロモーションとしてスナップチャットで2チームのARフィルターを作成しました。このARフィルターは3億300万回以上視聴されています。

Stuchin氏によれば、今後もARレンズを活用したサービスを拡大させ、スーパーボウルや他チームなどコンテンツを配信することを計画しているようです。

(参考)VRScout
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