Home » 複数人でVRで世界を創るツール「NeosVR」公開へ


ゲーム・アプリ 2018.04.26

複数人でVRで世界を創るツール「NeosVR」公開へ

VR空間で共同開発作業などを行えるプラットフォーム「NeosVR」のベータ版が、5月4日公開となることが発表されました。ベータ版公開は開発者のTomáš Mariančík氏(別名:Frooxius)が明らかにしたもので、NeosVRが作るVR世界の動画も公開されています。

[ads]

NeosVRの世界を動画で先行公開

NeosVRは、VRで複数のユーザーが同時に協力して開発を行ったり、絵画や映像などのデジタルデータをVRで共有することも可能なVRプラットフォームです。ゲームエンジンのようにオブジェクト、アクション、プロパティなどを視覚的に扱い、繋げ、構築していくことができるインタラクティブなツールも備えています。

同氏はまた次のようにコメントを寄せています。
「私がVRで成し遂げたい1番の目標は、人々の思考と技術のギャップを埋める架け橋となることです。そのために多くの新技術を使い、ダイナミックなVRの世界に近づいています。VR空間でユーザーは自分の意思を持ちながら、世界を変える”スーパーパワー”を与えられます。自分だけの世界を創り、他の人と共有することができるのです」

他のユーザーの空間と連結も可能

では、具体的にNeosVRで何ができるのでしょうか。

「ユーザーフレンドリーアップデート」と名付けられたアルファ版の最新アップデートでは、ユーザーは各自の空間を、他のユーザーの空間と連結できるようになりました。それぞれの空間は小さな球体で表され、そばにはサムネイルと、「そこに何人のユーザーがいるか」の人数が表示されます。ユーザーは複数の空間を連結した自分だけのスペースを構築し、歩き回ることができます。

NeosVRを使った実際の作業の様子を、早送りで映した動画がこちらです。VR空間、ユーザーの現実での動きを同時に見ることができます。

(参考)Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード