AR/VR/MR等の研究開発を行う株式会社ホロラボは、株式会社リクルートテクノロジーズが運営するオープンイノベーションスペース「アドバンスドテクノロジーラボ(ATL)」とMR(複合現実/Mixed Reality)イベントシステムの共同開発を行います。現実の場が持つライブ感と、バーチャルの世界が紡ぎだす新しいつながりの両立を目指すとのこと。
MRを利用したイベントシステムでは、バーチャルな情報と現実の風景を融合させ、それぞれの垣根を越えることを目的としています。
今回ATLはホロラボの開発を、施設や開発コミュニティとしてサポート。すでに両社はMRイベントシステムの一部である「MR施設案内アプリケーション」を3月に企画・開発し、運用を行っています。
ATL-MR from Recruit Tech. ATL on Vimeo.
(ATL-MR全体のコンセプトムービー)
開発の様子はATLやホロラボと開発パートナーであるデザイニウムのYoutubeチャンネル、Twitter(ホロラボ、ATL)で情報発信しながらオープンに進める予定とのことです。
「アドバンスドテクノロジーラボ(ATL)」とは
ATLは、2017年6月にリクルートテクノロジーズが公開した無料のオープンイノベーションスペースです。事前審査等を要しない会員登録をするだけで、「ATL客員研究員」として利用可能です。
この「ATL客員研究員」登録を行うことで、スペースだけでなくATLが取り揃えるVRやモーションキャプチャー用の開発機材、ハイエンドPCといった最新の設備を使った開発を行うことが可能となります。ATLは施設や機材の提供により、ATL客員研究員の取り組みを積極的に支援しています。
ATLでは、ソーシャルVRサービス「VRChat」 を活用した勉強会「ATL広尾バーチャル勉強会」を定期的に実施されています。PC環境さえあれば会場まで移動する必要がなく、自宅から気軽に勉強会へ参加できます。
(参考)株式会社ホロラボ プレスリリース