2025年1月第1週はMeta Quest 3/3S(メタクエスト3/3S)向けに有料アプリ4個がリリースされました。
今週のピックアップ
「MADiSON」
2022年よりSteamで販売中のWindows PC向けサイコロジカルホラーゲーム「MADiSON」のVR版。プレイヤーは主人公「ルカ」となり、彼が誕生日にもらったプレゼントとされる古いインスタントカメラを手に、不気味な屋敷を探索。「MADiSON(マディソン)」と呼ばれる悪魔の妨害に抵抗しながら、生き延びることを目指します。
最大の特色はインスタントカメラを用いた謎解き。シャッターを切って撮った写真を手動で現像し、隠された秘密を暴き出しながら、屋敷内の探索を繰り広げていきます。謎解きはカメラを使うもの以外にも、特定の部屋で手がかりとなるアイテムを拾い、次に続く道を切り開くという、探索型アドベンチャーゲーム定番のパターンも用意。ただし、行く手を阻む仕掛けはランダムで変化。
また、マディソンおよび屋敷内に取り憑いた悪霊たちによる妨害もランダムで発生し、文字通りの不意打ちをプレイヤーに仕掛けてきます。そのような工夫もあって、プレイするたびに違った恐怖体験が可能。非常に高いリプレイ性と刺激の衰えないスリルが担保されています。
さらに一連の恐怖と、ビジュアル全般のおどろおどろしさを際立たせる3Dサウンドを採用。ヘッドホンを装着してプレイすれば、あたかもその場でプレイヤー自身が悪魔に襲われているかのような気分にも浸れます。
VR版はオリジナル版の内容はそのままに、操作と視点周りの演出を一新。グラフィック全般もすべてが等身大になったことにより、マディソンと悪霊たちによる恐怖も(推定)3割増しになっています。ランダムの不意打ちが来る特色から、ホラーゲームが苦手な人には注意が必要ですが、逆に好きな人にはたまらない体験が味わえる作品。オリジナル版を既に一通り遊んだというプレイヤーも、VRになって一新された屋敷内部とマディソンたちの襲撃を体験する目的でプレイしてみるのも一興です。
なお、オリジナルのPC版、2024年より発売中の家庭用ゲーム機(Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|S)版とは異なり、日本語には未対応。今後、アップデートで対応するかは本稿執筆時点では未定となっています。
新作一覧
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「MADiSON」 開発:Bloodious Games 日本語対応:なし ジャンル:サイコロジカルホラー 価格(税込):4,700円 評価:星4.3(32件) Meta Store |
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「Human Within」 開発:SignalSpace 日本語対応:なし ジャンル:アドベンチャー 価格(税込):3,100円 評価:星3.5(19件) Meta Store |
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「Epyka」 開発:Singular Perception 日本語対応:あり ジャンル:アドベンチャー 価格(税込):1,600円 評価:星4.6(53件) Meta Store |
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「Stupid Cars」 開発:Gimbal Studio 日本語対応:あり ジャンル:交通管理シミュレーション 価格(税込):900円 評価:星4.7(9件) Meta Store |
※評価は執筆時点のMeta Storeでの評価です。
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