VRヘッドセット「Meta Quest」のソフトウェアアップデートv54が発表されました。今後数週間かけて段階的に提供され、新たにホーム環境のスカイボックス(背景表現)のカスタマイズ機能などが追加されます。
(Meta Quest Japan 公式Twitterより)
v54では、ホーム環境のスカイボックスを自由にカスタマイズできるようになります。ホーム環境との組み合わせで、「太陽が2つある惑星に住む」「街のビルの間に巨大なトカゲを隠す」といった、新しい表現ができるようになります。スカイボックスはすでにあるものを利用することも、自分でアップロードすることもできます(6144×3160ピクセル、JPGまたはPNGの360度画像が最適)。
この機能は、試験中のパネル内「Custom Skybox View」内から有効化できます。注意点として、カスタムスカイボックスはHome環境に友達を招待しても見せることはできないとのことです。
また、v54ではMessengerなどの2Dアプリでヘッドセット内のプッシュ通知を使えるようになりました。該当のアプリがクイックアクションメニューに表示されるようになり、利用中のゲームを離れることなく、すぐにやりとりができます。例えばMessengerでは、送信者の名前と写真、メッセージ本文が表示されます。「通知をミュート」モードといった機能も用意されているとのこと。
その他、Meta Quest Touch Proコントローラーにいくつかの改良を加え、コントローラーが起動してヘッドセットとペアリングするまでの時間を短縮。トラッキング精度も向上しており、特に、物理世界でのコントローラーの位置とVRでの表示位置が一致しないといった不具合をできるだけ減らしたとのことです。
ソフトウェアアップデートv54リリース
🌌 Home環境でスカイボックス(背景表現)のカスタマイズが可能に
📢 2Dアプリのプッシュ通知が可能に
➕ その他※数週間かけて段階的に提供します。
詳しくはhttps://t.co/fP93T1H6QK pic.twitter.com/87xSdws4TC
— Meta Quest Japan (@MetaQuestJapan) May 19, 2023
(参考)Meta Questブログ