2024年10月第1週はMeta Quest 2(メタクエスト2)、Meta Quest 3(メタクエスト3)向けに有料アプリ5個がリリースされました。
今週のピックアップ
「Escape Simulator」(脱出ルームシミュレーター)
その名の通りの脱出ゲームをテーマにした、1人称パズルゲーム。2021年より、Steamで販売されている同名タイトルのVR版です。ちなみにSteamのPC(Windows、macOS、Linux)版には「脱出ルームシミュレーター」の邦題が付けられています。
オリジナルの「脱出ルームシミュレーター」は、さまざまなテーマをもとに設計された部屋を舞台に、内部に置かれた物(オブジェクト)を調べて隠された秘密を解き明かし、最終的には部屋からの脱出を目指すというゲームです。
作りとしては脱出ゲームをそのまま3D化させたものですが、オンラインマルチプレイモード、オリジナルの部屋を自作できるルームエディター機能を収録しているといった特徴があります。PC版はそれらの要素のユニークさと、本格的な謎解きによって好評を博し、2022年5月2日には100万本の総売り上げを達成しました。
VR版の基本的な作りはオリジナルのPC版と一緒です。しかしながら、操作周りはオブジェクトを直接触ったり、つかんだり、投げたりできるVRに最適化されたものへと一新。また、オブジェクトにも物理演算処理が施され、現実の脱出ゲームさながらの臨場感が味わえるようになっています。移動システムもワープ(テレポート)方式、スムーズ方式の2種類に加え、コントローラによる直接方式もサポート。コントローラも1本だけで完結する設計となっていて、両手を使う必要はありません。
オリジナル版の売りでもあったオンラインマルチプレイも健在。しかも、オリジナル版(非VR版)のプレイヤーとのクロスプラットフォームによる協力プレイが可能になっています。そして、最大参加人数はなんと8人に拡大。ただし、最適なプレイ人数は2~3人で、8人は基本的にプレイヤーの好みに応じて楽しむことが推奨されているようです。
なお、本作はQuest版と同時にオリジナル版のVR対応アップデートも実施されています。ほかに今後、VR版でもアップデートによる無料の追加コンテンツが提供されていくようです。オリジナル版とはひと味異なる、本物さながらの脱出ゲームが楽しめるようになったVR版。既にオリジナル版を楽しんだプレイヤーはもちろん、多人数が参加して楽しめるコミュニケ―ションツールをお探しの人にも注目の新作です。
新作一覧
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「Escape Simulator」 開発:PINE STUDIO 日本語対応:あり ジャンル:脱出ゲーム 価格(税込):2,200円 評価:星4.8(23件) Meta Store |
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「Into Black」 開発:The Binary Mill 日本語対応:なし ジャンル:アクションシューティング 価格(税込):2,100円 評価:星4.7(195件) Meta Store |
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「Another Door: Escape Room」 開発:SKONEC Entertainment, YOUCANSTAR 日本語対応:なし ジャンル:ホラー脱出パズル 価格(税込):2,200円 評価:星4.7(53件) Meta Store |
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「You Can’t Scare Me」 開発:LunaBeat 日本語対応:なし ジャンル:ホラーアドベンチャー 価格(税込):1,600円 評価:星4.4(33件) Meta Store |
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「Metamorphosis」 開発:Black Sun Productions 日本語対応:なし ジャンル:パズルアドベンチャー 価格(税込):3,100円 評価:星2.8(8件) Meta Store |
※評価は執筆時点のMeta Storeでの評価です。
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