Metaのマーク・ザッカーバーグ氏は、自身のFacebookアカウントで、アバターストアを発表しました。具体的な時期は明かされていませんが「Facebook」「Instagram」「Messenger」で展開予定です。
コラボブランドとして、バレンシアガ、プラダ、トム・ブラウンといったファッションブランドが挙げられており、実際にアバターが身につけた画像も公開されています。
アバターストアでは、VRヘッドセット「Meta Quest 2」などで利用できるアバター向けのデジタルな衣服を購入できるとのこと。公開された画像ではザッカーバーグ氏と、「Instagram」のファッション・パートナーシップス部門のディレクターのエヴァ・チェン氏のアバターが、バレンシアガ、プラダ、トム・ブラウンの服を身に着けているのが確認できます。同様の画像はチェン氏のInstagramでも公開されています、
Metaは2022年1月に「Meta Quest」プラットフォームのアバターデザインを「Facebook」「Instagram」「Messenger」にも導入し、各サービスのアバターデザインの統一をしていました。1月初頭にはソーシャルVRサービス「Horizon Worlds」などを将来的に非VRデバイスユーザーにも開放したいと考えている旨をコメントしており、アバターデザインの統一はクロスプラットフォーム化の布石であると見られます。
ザッカーバーグ氏は、「デジタル商品は、メタバースで自分を表現する重要な方法であり、クリエイティブ経済の大きな原動力となるでしょう。もっとブランドを追加して、これをVRに近いうちに持ってくるのが楽しみ」とコメントしています。
