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Magic Leap 2016.07.15

Magic Leap、公表は「もうすぐかもしれない」 CEOが言及

AR/MRデバイスの開発を行うMagic LeapのCEOであるRony Abovitz氏はFortuneに投稿された23分間のトークの中で、同社の開発するMRデバイス「Magic Leap」のデビュー時期に関して言及しました。

マジックリープ

Magic Leap – Official site: https://www.magicleap.com/#/home

「Magic Leap」のデビュー時期は”もうすぐかもしれない”

「Magic Leap」はMRライトフィールド(Mixed Reality lightfield)と呼ばれる技術を用いたMR(Mixed Reality)デバイスです。Google、アリババなど世界の名だたる企業のファンドから推定14億ドル以上もの巨額の資金調達を成し遂げたことやルーカスフィルムと提携したことで知られていますが、筐体デザイン、価格、発売時期などは依然謎に包まれています。

関連:現実に様々なものを投影するMRデバイス「Magic Leap」とは

ルーカスフィルムとコラボしたMagic Leapのテスティング映像

しかし先日、Magic Leap社のCEOであるRony Abovitz氏はFortuneに投稿された23分間のトークの中で、同社は”Go mode(ゴー・モード)”に入っており、今年の夏は600名以上の従業員による大量生産ラインのデバッグを開始すると明らかにしました。

肝心のデビュー時期については「soonish(もうすぐかもしれない)」と、少し濁したような言い方をしました。しかしデバッグ作業の過程で予期せぬ事態が起きた時のことを考慮した発言だと思われ、順調に進めば本デバイスの一般デビューは言葉通り”もうすぐ”になるかもしれません。

一日中「Magic Leap」を装着している社員も

また、同社のラボがサンフランシスコにあるルーカスフィルムのプレシディオキャンパス内にあるヨーダ像の近くであることも明らかにしました。

ヨーダ「Lucasfilm’s Presidio campus」にあるヨーダ像

ラボ内ではMagic Leapを一日中装着している社員もいるとのこと。Rony Abovitz氏は、Magic Leapはメガネのように終日装着し続けることができ、人々の生活・行動に溶け込んだデバイスになるだろうと述べており、装着感の快適さと実用性の高さが伺えます。

デビューに向け順調な歩みを続けているとされるMagic Leap。今後の情報にも大きな注目が集まります。

(関連)
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Magic Leap、ILMxLabと提携しスター・ウォーズの世界を現実に投影

(参考)
Magic Leap Promises A Headset You Can Wear All Day(英語)
http://uploadvr.com/magic-leap-soonish/

Developers Should Be Able To Try Magic Leap Tech in San Francisco ‘Soonish’(英語)
http://uploadvr.com/magic-leap-san-francisco/


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