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手からボタンを引き出す 未来のUI「バーチャルウェアラブル」


AR(拡張現実)は、現実空間にデジタルの情報を付加する技術です。ARは完全にデジタルの情報で構成されるVRと異なり、現実での体験を強化できます。現在開発や研究が進むARでは、これに適した情報・データとのインタラクション手段が求められています。

今回、現実の手にバーチャルなインターフェースを表示するARのデモ動画がTwitterに投稿され話題になりました。この動画では手からウィンドウやボタンを引き出して操作しています。

ARでハンドトラッキングを応用

Leap Motionは手のひらサイズのセンサーで、両手の指を正確にトラッキングできるデバイスです。卓上での利用のほか、Oculus RiftやHTC ViveといったVRヘッドセットと組み合わせて使用する例も多く見られています。

これまでにもLeap Motionの開発例や作品は多数公開されてきましたが、それらの大半はVR環境での利用となっていました。

今回、Leap Motionのデザイン部門ヴァイスプレジデントを務めるKeiichi Matsuda氏は、AR環境でLeap Motionを活用する様子を収めた短い動画をSNS上で公開しています。

Matsuda氏はこのプロトタイプを「バーチャルウェアラブル」と呼び、現実の手にUIを装着しているかのような体験を実現しています。

デモではLeap MotionによるハンドトラッキングとAR技術を組み合わせ、手と指の位置情報を利用したAR表示を実現しています。動画では、指で選択するタブや二本指で摘んで引き出すスライドメニューというシンプルなUIを、右手の動きで直感的に操作できていることが分かります。

データへアクセスできるARを目指す

以下の画像は「バーチャルウェアラブル」のコンセプトのビジョンを示すスケッチです。

Matsuda氏が投稿した他のデモでは、Leap MotionをAR環境で使用した際のハンドモデルのトラッキングの様子が示されています。

スマートフォンは今や日常生活に欠かせないデバイスです。その一方で現在のスマートフォンでは、小さな画面でしか情報をやり取りをすることができません。こうしたデモ動画のような直感的なARインターフェースが、スマートデバイスの次のステップになる可能性は十分あります。

(参考) Road to VR

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