ソニーは、ゲーム会社「コジマプロダクション」がモバイルモーションキャプチャー「mocopi」を使ったゲーム制作の舞台裏を語る動画を公開しました。
(ソニー YouTubeチャンネルより)
「コジマプロダクション」は、メタルギアシリーズの生みの親である小島秀夫さんが代表を務めるゲーム会社で、「DEATH STRANDING」の開発で知られています。
今回公開された動画では、コジマプロダクションでは日々のゲーム開発でmocopiを活用しており、例えばゲームデザイナーの倉持氏は3Dモデルの仮アニメーションの撮影に利用していると明かしました。自分たちのイメージをアート担当者にそのまま伝えられる強みがあるそうです。また、ゲームの仮組みの水準が上がったと述べました。
一方アニメーターの宇佐美氏はmocopiの小ささに驚いたそうで、ゲームエンジンとの連携も強く、収録から編集までの早さに助かっていると述べました。
動画でも使用している「mocopiプロフェッショナルモード」は、12点のセンサーを専用レシーバーでPCに接続し、より正確なモーションキャプチャーを実現するモードです。関節の動きが圧倒的に滑らかになるほか、手を開いたり閉じる動作、腕をゆっくり上げる動作なども自然に表現できるようになります。
(参考)ソニー YouTube