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Mogura VR Job 2023.12.07

「近未来SFのような世界へ」XR開発に熱中する アップフロンティア エンジニア 鬼村さん

XR/メタバース業界で働く方の生のメッセージをお伝えする、Mogura VR Jobのインタビュー。

今回はアップフロンティア株式会社でXRチームリーダーとして働くエンジニアの鬼村 遼太郎さんにお話を伺いました。

ーー入社されたきっかけは?これまでどんなお仕事をしてきましたか?
鬼村さん(以下、鬼村):
私は以前はゲーム会社のAR・VRを扱っている部門で、主にスマートフォンARアプリの開発を行っていました。そこで様々なXR機器に触れ、もっと未来感のあることを仕事にしたいと転職を考えました。そのときにアップフロンティアをみつけ、XR開発への積極的な姿勢や技術力の高さを見て感動し、一緒に働きたいと応募しました。

ーー現在の職種を教えていただけますか?
鬼村:
テクニカルディレクター兼エンジニアとして働いています。テクニカルディレクターは通常のディレクターでは判断できない技術的な領域の方向性を決定し、実行する仕事です。技術面でディレクターをサポートしています。

テクニカルディレクターとしての業務もしつつ、案件によっては自らエンジニアとして実装を行っています。

ーー今はどのような案件を担当しているのですか?
鬼村:
弊社のDiorama Vision(ジオラマビジョン)の先駆けとして、都内某所のジオラマアプリを作成しています。
ARグラス越しに都市のジオラマ3Dを出現させて、そこに観光情報等もあわせて表示させるといった他に、音声認識で対話型AIと会話をするガイド機能を盛り込んでいます。
こちらのプロジェクトでは私が自らエンジニアとして実装を担当しています。

ーーどんなチームで働いていますか?
鬼村:
UnityでXR開発を行うチームで働いていて、20代〜40代と幅広い年齢層が所属しています。
ベテランの経験による手堅さと、若手の柔軟な新しい発想を持ち合わせているチームです。
年齢幅が広いものの、趣味が似通っていたりエンジニアとしての興味関心の方向性が同じなので、チーム仲もよくて風通しよく働けているかと思います。

ーー開発会社としてアップフロンティアの強みはなんだと思いますか?
鬼村:
超技研という分科会の存在でしょうか。入社前から超技研には興味を持っていました。
私はXRの分科会がメインで、出社の際の週1時間参加しています。

個人的な考えですが、エンジニアは自分の興味関心があることほど没頭して追及するのでよりよいものができます。超技研はそんな興味関心を業務の一部として昇華できる場になっています。そしてその昇華したものが案件コンテンツに組み込まれたり、実装までの下地として役立つことも少なくありません。

ーーどんなところが働きやすいですか?
鬼村:
リモートと出社のバランスが丁度よいです。コロナが落ち着いて週一出社となったのですが、リモートだと相手の状況が見えなくて声がかけづらかったのが、出社していると声がかけやすく、ちょっとした質問からたわいのない雑談まで話がしやすいです。こういったところが風通しのよさに繋がっているかと思います。

加えてXR開発特有かもしれませんが、体験そのものを開発しているため、出社時に他者に体験してもらうことで得られるものは多いですし、なにより開発者本人としても体験してもらっている姿を見るのは純粋に嬉しいです。新しい体験開発ができるのも、会社が最新の技術研究に積極的に取り組んでいるからだと思います。

ーー将来的なビジョンや実現したいことは?
鬼村:
現実と拡張世界の融合した世界をもっと便利にしていきたいです。アイアンマンの世界のようにAIと協力してハンドトラッキングでプログラムを組んでみたり、電脳コイルのように拡張世界でペットを飼ってみたりしてみたいです。実際にAIとのやりとりとXRを絡めた開発を社内でも行っています。

ーー休みの日はどんな過ごし方をされていますか?
鬼村:
家ではゲームしたり漫画を読んだりする他、料理が好きなので作り置きを用意したり、お菓子を作ったりしています。あと水族館が好きなので、平日休みであれば混雑しないときを狙って行っています。

また気になっている技術がある時にはとことんエンジニアリングに熱中して取り組んだりしますね。直近だとAI関係、特にChatGPT周辺が伸びているので気になっています。

ーーどんな人と一緒に働きたいですか?
鬼村:
個人的なことでも、会社の業務内でも何かしら目標を持てる人と一緒に働きたいですね。
実際社内では、サーバーのエンジニアでもUnityの分科会に参加するなど分野を超えて新しいことに挑戦している方が多いです。

自分の意思でやりたいと思って行動することは、必然とよい結果に結びつくので、モノづくりをするなかで重要なことだと思っています。

インタビューに答えてくださった方

鬼村 遼太郎さん(おにむら りょうたろう)

▼所属
アップフロンティア株式会社 システム開発部XRチームリーダー エンジニア

▼プロフィール
スマートフォンでのAR開発、HMDでのVR開発を経て、今はスマートグラス中心に開発中。SF映画・漫画が好きで、徐々に近未来SFに技術が近づいているのを感じて日々ワクワクしながら仕事しています。