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話題 2018.06.24

米JFK空港にVR体験スペースが出現、旅行客の“癒し”に

アメリカ・ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(JFK空港)は、世界で最も多くの旅行者が集まる空港の一つです。この空港のターミナル4に、VRコンテンツを体験できる場所が登場します。旅行客は、飛行機を待つ間にVRを楽しむことができます。

1回約500円~体験可能

VRを手掛けるのはPeriscapeVR社。ターミナル4のショップなどがあるフロアに、VRを体験できる機器を12か所設置します。

料金は1分あたり1ドル~2ドル。コンテンツは5分から10分程度の内容になっているため、日本円にして約500円~2,000円程度で1回の体験ができると推測されます。コンテンツは5つのジャンルを用意し、半年程度JFK空港に設置される予定です。

旅の疲れを忘れる体験を

ターミナル4を運営するJFKIATのEdward Midgley氏は、「PeriscapeVRと組んで、JFK空港で初のVR体験を提供できることにわくわくしています」と話しています。そして、「年間2,100万人以上の旅行客が世界中から集まるこのターミナル4は、VR体験を提供するのに最適な場所です。訪れる人に最高の体験を届けたいです」と抱負を語っています。

一方PeriscapeVRのCEO Lynn Rosenthal氏は、次のように語りました。「私自身頻繁に飛行機を使いますが、飛行場の提供するエンターテイメントと、旅行客が求めている者との間にギャップがあると感じていました。飛行場の混雑や長時間の移動を忘れて楽しみ、休めるようなコンテンツをJFK空港で提供でき、嬉しく思います」

日本国内でも、JALが羽田空港国際線サクララウンジにVR体験エリアを設ける実証実験を行いました。この結果では4人に1人が「有料でも利用したい」と回答しており、今後は空港でVRを楽しめるスペースが広がっていくかもしれません。

(参考)VRFocus
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