2018年に東京・渋谷で開催するVR文化の普及を目的とするVR体験イベント「JapanVR Fest 2018」の詳細が公式ブログにて発表されました。
開催日は1月13日・14日の2日間。個人開発者から企業まで全48団体が出展します。
今回開催されるJapanVR Fest.は、「銀VR(ゔぃら)」と題し、「世界一地代の高い場所でVRを体験してみませんか?」というキャッチコピーを掲げています。入場および出展料は無料です。出展を行わない一般ユーザーでも無料で入場できます。
2017年2月に東京・開催された「JapanVR Fest」では、個人開発者から企業まで45ブースのVR作品が出展。しゃべった言葉を立体的な文字として表し物質化させる『コエカタマリ』や、VR内で書道を行う『書道VR』などが展示されました。
また2017年6月の「Japan VR Fest. 開発者会 in Cluster」は、ソーシャルVRアプリ『cluster.』内で開催。VR空間内でVRの知見を共有し合うという試みが行われました。
Mogura VRでは、2015年より開催している「JapanVR Fest.(Ocufes)」の体験レポートを掲載しています。
下記にて「JapanVR Fest 2018」の出展団体の一部を紹介します。
JapanVR Fest 2018 土曜の部
失禁研究会×株式会社 桜花一門/『失禁CHAINMAN』
『ChainMan』は、ゾンビが溢れる死の島が舞台のVRステルスホラーゲームです。今回は、失禁研究会とのコラボレーション作品を展示するとのことです。
展示作品:『失禁CHAINMAN』
Twitter:@oukaichimon
『透明少女』
『透明少女』は、「異世界、平行世界、別世界」をコンセプトとした接近実写VR体験コンテンツです。透明少女たちとの突然の出会い、心の距離の接近、強制的な別れというテーマのもとに3部構成になっています。
展示作品:『透明少女』
Twitter:@tomei_shojo
株式会社ワンドブイ/『SEIYA』
『SEIYA』は音楽に合わせて目の前から飛んでくる「歌詞や星」を手でパンチすると、歌や楽器が奏でられるVRリズムゲームです。パンチの強さでスコアが大きく変化するとのことです。
展示作品:『SEIYA』
Twitter:@hidex97
ship of EYLN/『VR Walk』
『VRWalk』は、 VR世界でユニティちゃんになって歩いたり、魔法を使ったりなどができるVRコンテンツです。囚われている「もうひとりのユニティちゃん」を助けることが目的とのことです。
展示作品:『VR Walk』
Twitter:@n_ryota
神田技研/『VR鉄道建設プロジェクト』
『VR鉄道建設プロジェクト』は、VR空間上に実物大の鉄道を建設するプロジェクトです。現在本プロジェクトのクラウドファンディングが行われています。今回の展示では、寝台特急はやぶさに乗れるデモが展示されるとのことです。
展示作品:『VR鉄道建設プロジェクト』
Twitter: @hurounin
JapanVR Fest 2018 日曜の部
MyDearest株式会社/『VR絵本「夢の相談所」』
『VR絵本「夢の相談所」』は「VR×マンガ」をコンセプトとした「VRの中でマンガを体験する」といったものです。開発を行うMyDearest株式会社によると、「読者を物語の世界観に完全に溶け込ませ、読者自身が『物語の主人公』であるように感じてしまうほどの体験を可能とするVR」としています。
本作の体験レポートはこちら
【TGS2017】物語の主人公は自分 VRマンガ体験『FullDive MANGA』
展示作品:『VR絵本「夢の相談所」』
Twitter: @tokimekishiken
講談社VRラボ/『Hop Step Sing!』
『Hop Step Sing!』は講談社が手がけるVRアイドルプロジェクトです。メンバーは、虹川仁衣菜、箕輪みかさ、椎柴識理、の3人。『Hop Step Sing!』のVRミュージックビデオは、体験者の目の前で彼女たちが歌ったり踊ったりと、ライブに参加しているようなVR体験ができます。
『Hop Step Sing!』のこだわりや今後について伺ったインタビューはこちら
【インタビュー】VRで「生きる」アイドルを 講談社のVRアイドルプロジェクト『Hop Step Sing!』
展示作品:『Hop Step Sing!』、その他
Twitter:@kodanshavrlab
Hydrangea/『ガンナーオブドラグーン』
『The Gunner of Dragoon』は、乗馬マシンとVRヘッドマウントディスプレイを組み合わせたVRシューティングゲームです。空飛ぶドラゴンの背に乗り襲って来るドラゴンを撃墜するのが目標となっています。
展示作品:『ガンナーオブドラグーン』
Twitter:@yasei_no_otoko
EXPVR/『BE THE HERO』
『BE THE HERO』は、VR空間でヒーローとなり、街を救うために敵を倒していくVRアクションゲームです。刀や手裏剣で戦うマンガのような体験ができるコンテンツとなっています。
本作の体験レポートはこちら
【TGS2017】忍者のように決める美学。VRマンガヒーローアクションゲーム『BE THE HERO』
展示作品:『BE THE HERO』
Twitter:@EXP_VR
VR IMAGINATORS/『中二病VR (or AR)』
『中二病VR (or AR)』は、VRとMORPGを組み合わせたゲームです。本作は音声認識に対応しており、魔法詠唱中に「中二病ワード」を多く含むほど、魔法の威力が上がる仕様とのことです。
展示作品:『中二病VR (or AR)』
Twitter:@halne369
そのほかの出展団体は公式ブログより確認できます。
(参考)
JapanVR Fest. Blog
http://jvr-fest.com/2017/11/2958/