韓国のクリエイティブ・テクノロジー企業Giantstepは、高さ30フィート(約9メートル)のLEDタワーを中心とした、インタラクティブコンテンツ「Iron Civilization」を発表しました。同コンテンツの制作には、プロジェクションマッピングやビジュアルエフェクトなどが活用されています。
Giantstepは、2008年に創業された企業。複数の著名企業やグループと協働してきた実績で知られています。米メディアVRScoutによれば、過去には、 K-Popグループ「 AESPA」のMVや、インタラクティブ・ランウェイを導入した、ルイ・ヴィトンのポップアップストアに携わっていたとのこと。
「Iron Civilization」は、韓国の大手鉄鋼メーカーPOSCOのために作られたコンテンツ。“鉄のプロセス(iron process)”をビジュアルで表現します。体験時間は約8分。「鉄鉱石の誕生」「鉄の発見」「鉄と繁栄」「鉄と人類」の4つがテーマです。
巨大なLEDタワーは、鉄そのものを象徴したオブジェクト。テーマに合わせて、“見た目”が変化していきます。体験者は上演中に、リアルタイムで「Iron Civilization」にインタラクトすることが可能。体験者が室内で移動すると、エフェクトも合わせて動く仕組み。
Giantstepは、「Iron Civilization」は、企業(広報)映像の枠組みを超えたブランド体験コンテンツとして制作したと説明、体験者を楽しませるだけではなく、教育を同時に行うことも目的とのこと。
「Iron Civilization」は、Park1538(韓国のPOSCO歴史博物館の近くに位置)で体験可能です。
」https://www.moguravr.com/vr-expo-2021-tokyo-3/
(参考)VRScout
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