2018年にPlayStation VR（PSVR）、PC（Steam）向けにリリースされた「In Death」のOculus Quest版「In Death: Unchained」のストアページがOculus Storeにて開設されました。英メディアVRFocusの報道によれば、2020年7月23日に29.99ドルでリリース予定とのこと。対応言語はストアページによると英語のみとなります。
「In Death: Unchained」は、インディーゲームスタジオSuperbright制作によるVRローグライクシューター。プレイヤーは天国、煉獄、地獄の3つからなる死後の世界で天使や悪魔と言った軍勢と戦闘を繰り広げながら、最深部を目指します。武器は弓矢のみで、主に遠距離から狙い撃ちしながら戦っていく形になります。
ローグライクを謳うなりに、プレイする度に各世界の地形や敵の配置が変化。また、基本1度きりの挑戦で、途中で力尽きれば最初からやり直しです。次のプレイに引き継がれる特殊なスキルなどが順次解禁されていく要素もあるため、次第に戦術の幅が広がっていく設計。さらに地形や敵の配置はプレイヤーの腕前に応じて調整される仕組みで、立ち回りに応じた難易度の変化も楽しめます。
Oculus Quest独占のパワーアップ版？
Quest版は「Unchained」の名を冠しており、制作のSuperbrightいわく、数多くの改良が施され、最高の体験が得られるように調整されたパワーアップ版になるとのこと。現時点で明らかにされているものでは射撃、照準、回避などの操作・アクション全般の改良、上級者向け新コンテンツの収録が行われるようです。また、これらのパワーアップはQuest独占になる模様。先行したPSVR、PCVR版へのアップデートによる対応は現時点で実施の予定がないことを示唆しています。
Superbrightいわく、発売日が近づいてきた頃には各種強化された機能の詳細を発表するとのこと。現時点の情報でも、パワーアップ版に相応しい進化を遂げた内容になることが紹介されているだけに、続報が注目されます。
（参考）VRFocus
