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イベント情報 2016.09.13

隣に並ぶ同僚のライトに感謝 ありがとう!!!現役Pによる『アイマス シンデレラVR』体験レポ

バンダイナムコエンターテインメントは10月13日、PlayStation®VRの発売に合わせて、「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」(「シンデレラVR」)の配信を開始します。

今回、事前に試遊する機会がありましたので、Mogura VRから、アイドルマスターは名前は知ってるくらいな編集長と、アイドルマスターが好きな記者とで体験してきました。

アイドルマスターvr

アイドルマスター シンデレラガールズとは

「アイドルマスター」(以下「アイマス」)とは、2005年から展開しているアイドルプロデュースゲームで、華麗な3Dモデルのアイドル達が歌い踊るライブシーンがシリーズの売りの一つです。同時に、登場アイドルを演じる声優さんが「実際に」歌い踊るライブイベントも開催されていて、そちらもチケットが入手困難になるほどの人気です。

そのシリーズの一つ「シンデレラガールズ」は、2011年にブラウザソーシャルゲームとしてサービスが始まりました。当初は登場アイドルに声はありませんでしたが、徐々に声優さんの声が付き始め、楽曲を収めたCDもリリースされ、テレビアニメ化もしました。2015年にはスマートフォン用リズムゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(以下「デレステ」)がリリース、スマフォ上で3Dモデルのアイドル達の歌唱シーンを堪能することができます。

もちろん、シンデレラガールズにもアイドルを演じる声優さんによるライブイベントがあり、9月から10月にかけて神戸とさいたまで4thライブが開催されます。

いざ体験!

と、ディスプレイ上で見るアイドルキャラのライブと、声優さんがライブ会場で実際に歌うライブイベント、両方が展開されているシンデレラガールズ。「VRアイドルライブ」をうたう本ソフトはどちらに近いのでしょうか?今回はシンデレラガールズの代表曲「お願い!シンデレラ」で、その「VRアイドルライブ」を体験させてもらいました。

あっ編集長、お先に失礼しますね。

「キュート!」
「クール!」
「パッション!」
……
……
「ああ、シンデレラ1stライブ916日目も最高だった」※

※シンデレラガールズの1stライブイベントは2014年の4月5日-6日、幕張アンフィシアターにて開催

って、これ仕事でしたね。し、失礼しましたバンダイナムコのスタッフさん、編集長。
……って思うくらいアイマスライブでした!

 ゴホンゴホン。もう一度体験させてもらった上で、きちんと記事書きます。

VRコンテンツの肝は、いかにその世界に没入させるか、プレゼンスを感じさせるかですが、今回の記事では、本ソフトにおける工夫について、記者の体験をもとにまとめます。

ライブに没入させる工夫その1 PS MOVEの使い方の尋常で無いこだわり

モーションコントローラーを使って体を動かして、それが適切にVR空間内に反映されると、VR空間への没入を深める一つの方法ですが、本ソフトでは、コンサートライトを振るという行為で実現させています。まあ、VRのライブコンテンツとなると、コンサートライトのギミックはみな考えるところですが……。本作は尋常でないこだわりようでした。

アイドルマスターのライブイベントといえば、輝くコンサートライトが華!ということで、念のために今回の体験会に私物の3色のコンサートライトを持って行った……のですが、持ってなくて大丈夫でした。このソフトではPlayStation®MOVEコントローラー(PS MOVE)に対応していて、両手に持ったPS MOVEを振れば、VR空間上で自分がコンサートライトを振ることができます。(同作品はは通常のDUALSHOCK®4にも対応)

アイドルマスターvr

コンサートライトはピンク、ブルー、イエローの3色があり、設定画面で事前に準備することで、ライブ中にボタン一つで切り替えることができます。
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3色のコンサートライトの名前は「キュート」「クール」「パッション」

しかも左右の手それぞれに1本から4本まで持つことができ、セット化もできるので、例えば、ピンク→ブルー→イエロー→3色同時持ち、と簡単に切り替えることもできます。つまり、楽曲の歌詞に合わせてコンサートライトの色を変えて振る、というライブイベントでの行為がそのまま本ソフトでもできるのです。

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1本持ちと3本持ちで違うライトの持ち方。VRライブ中は手首の角度も変わります

ライブに没入させる工夫その2 ライブを一緒に楽しむいーーーっぱいの観客

実際にライブイベントに行っても、観客が一人だけではなく、周りにいっぱいいます。むしろ、周りに一緒に楽しむ観客がいてこそのライブイベントです。

では本ソフトではどうでしょう?

VR空間上で前を見ると、楽曲を歌い踊るアイドルときらびやかなステージ。自分はPS MOVEを振ることでコンサートライトでライブを盛り上げる。そして横を見ると、一緒にライブを楽しんでる観客のモデルがいーーーっぱいいます。開発者も“こんなにモブを作ったのは初めて”と言うくらいの数の観客が、楽曲に合わせてコンサートライトを振ってます。

そして、楽曲にあわせた「コール」もばっちり観客席全体から聞こえます。先に書いた「キュート!」「クール!」「パッション!」というのは、「お願い!シンデレラ」の定番のコールですが、もうばっちり再現されています!
 (観客のコンサートライトとコールは、設定によりOFFにすることも可能)

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自分だけでなく他の観客も動きます、光らせます、声だします

ライブに没入させる工夫その3 行ったことがある人ならわかる、納得の会場の作りこみ

VRライブ中の会場は、シンデレラガールズ1stライブの会場の「舞浜アンフィシアター」を再現して作られています。しかもアンフィシアターの監修入り!前を見ればアンフィシアターの迫り出した円形ステージだし、横を見ればあの座席と段差!会場に行ったことのある人なら納得の作りこみです。

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円形の迫り出しだけでなく、ステージ横のモニター、
ステージ上のスピーカーやお立ち台も見覚えがあるもの

さらに、ボタン一つでプレイヤーの座席位置を切り替えることができます。センター最前列という特等席から見るもよし、お気に入りのアイドルが見えやすい左右の最前列から見るもよし、舞台後方からステージ全体をみるもよし、その距離感もきちんと再現されています。

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上手(客席右側)から見た「お願い!シンデレラ」。パッションチームのパフォーマンスをかぶりつきで

ライブに没入させる工夫その4 いきいきとしたアイドルのパフォーマンス

ここまで肝心のアイドルのパフォーマンスの話をしていませんが、大丈夫、安心してください。「デレステ」で驚きを与えたこだわりが、「シンデレラVR」ではパワーアップして実装されています。

アイドルの3Dモデルはご存じの方はご存知「デレステ」のモデルをリファインしたもの。

本ソフトに収録されている楽曲は、

1.「シンデレラガールズ」のテーマ曲 「お願い!シンデレラ」
2.昨年放映されたテレビアニメのオープ二ング曲 「Star!!」
3.本ソフト用に作られた新曲 「Yes! Party Time!!」

の3曲。1と2はライブイベントでも定番な曲です。3はこちらの記事にあるように、ライブを盛り上げるパッションあふれる楽曲で、パフォーマンスの途中でアイドルがウェーブを促すアクションをしてきます(そしてそれに合わせてVR空間上の観客もウェーブします)。3曲ともノリノリで楽しめます。

ダンスは本ソフト用にモーションキャプチャし直したもので、その動きの付け方の細やかさもライブらしさを出しています。

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「お願い!シンデレラ」より。舞台上手(写真手前)のパッションチームが歌ってる間、舞台下手(写真後方)のクールチームは観客に手を振ってます。また、アイドルによって同じダンスでも手足や首の角度が違ったりウインクをしたりと、細かく違いを見てとれます。

 


ここまで、本ソフトにおけるVRライブに没入させる工夫について、4点あげてみました。

アイマスのライブに行ったことがない編集長も「アイマスのライブってどういうものかわからなかったけど、こういう感じなんだ、かけ声を出さないのが恥ずかしくなる」って経験ができたといってました。何回か行ったことのある記者なら、「ああこれはまごうことなきアイマスライブだ」と、何度でも味わいたくなりました。

いきなりコールとかコンサートライトとかって言われても分からない……、という人も、コールやライトは設定をオフにできるので、自分のペースで楽しむこともできます。

PS VRを入手できた方でアイマスライブって何だろうと思った方は、遊んでみてください。入手できなかった人も、周りに本ソフトを購入した人がいたら、ぜひ被せてもらってください!得難い体験ができます。

ということで、Mogura VRの読者さん向け、没入を高める工夫に着目した「これアイマスライブだ」報告は以上です!

PlayStation®VR専用ソフト「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」は10月13日配信開始、価格は2,296円(税抜)です。

同僚プロデューサーの皆さんへ

ここからは、同僚プロデューサー(アイマスのファンのことを「プロデューサー」と呼びます)に向けての報告ということで。

【お願い!シンデレラ】
作詞:marhy 作曲・編曲:BNSI(内田哲也)
出演アイドルは島村卯月・渋谷凛・本田未央・神崎蘭子・小日向美穂・城ヶ崎美嘉・城ヶ崎莉嘉・多田李衣菜・三村かな子の9人。

ってこれ、CDで歌唱している9人のまさかの同時出演だ!となると、杏ときらりのハピ☆ハピVer.がある続編とか…夢見てもいいですよね……
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【Star!!】
作詞:森由里子 作曲:田中秀和
出演アイドルは赤城みりあ・アナスタシア・緒方智絵里・新田美波・前川みくの5人。
おねシンとStar!!はデレステ初期衣装の「スターリースカイ・ブライト」。

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【Yes! Party Time!!】
作詞・作曲:俊龍 編曲:Sizuk
出演アイドルは島村卯月・渋谷凛・本田未央・赤城みりあ・安部菜々の5人。

5人が順番にジャンプするシーンでは、ウサミン含めた4人と比較して、みりあは膝を後ろに折り曲げてまでのジャンプを見せつけてます。さすがみりあちゃん!

「Yes! Party Time!!」は、キービジュアルにもある新規衣装です。

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【座席移動】

MOVEコンの前面ボタンを押すと、センター最前→下手最前その1→下手最前その2→上手最前その1→上手最前その2→センター後方と切り替えられます。

おねシンだと、サビまではセンターがキュート(卯月・美穂・かな子)、下手がクール(凛・蘭子・李衣菜)、上手がパッション(未央・美嘉・莉嘉)が来るので、それぞれの担当Pはあらかじめ移動しておくとか、あるいはAメロの各属性のパートでライトの色を変えるのと同時に移動するとかもできます。

実はセンター最前ってアイドルが近すぎて落ち着かなくて、センター後方だといつも見た風景で安心できる、というのもリアルでした(笑)

【設定】

ほかにも「プレイヤーの身長」という設定項目があって、これによってその人の身長にあった視界になります。高くすれば普段のライブイベントではみれない景色がみれるし、自分の身長と同じ数値にすれば、まさにライブイベントと同じ体験ができます。

【予約特典・早期購入特典】

9月13日~10月12日までに予約購入すると、VRライブ中でコンサートライトを持つ手の手首に装着できる、特別デザインの「プロデュースリストバンド シンデレラガールズ」がもらえます。また、加えて9月13日~11月30日までに購入すると、新曲「Yes! Party Time!!(Game Version)」がいち早く聴ける特典PS4テーマがダウンロード可能です。

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予約特典のリストバンドと 早期購入特典の「Yes! Party time!!」付きPS4用テーマ

【記者雑感:アイマス体験のさらなる混濁と、営業活動ツールとして】
記者はここ6年くらいアイマスのライブイベントは(ライブビューイングも含めてですが)行けるだけ行ってますけど、やっぱりこれ、普通にアイマスライブですよ!

ライブイベントで声優さんを応援してるのか、キャラクターを応援してるのかが区別つかなくなる、という混ぜこぜの体験も可能だというのがアイマスというコンテンツの特徴の一つですが、目の前にいるのはキャラクターなんだけど、認識としてはライブイベントに近いという。余計区別がつかなくなってきました。あ、もちろんいい意味で。

あと、Pの営業(友人をライブに連れていく)ツールとしてはマストアイテムですよ、これ!

※画面は開発中のものです。
※本製品はアイドルライブ体感コンテンツです。


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