Microsoftが開発した、現実空間上に3Dモデルを表示することができる、MRデバイスのHoloLens。面白法人カヤックのVRチーム、カヤックVR部(@kayac_vr)は、HoloLensを使って、正確に日本地図を書いている試み行いました。その様子が動画で公開されています。
【HoloLens実験中】魔法みたいに正しく日本地図かけるので、小学校の先生に導入してあげたい。 pic.twitter.com/7wKYDF6onr
— カヤックVR部 (@kayac_vr) 2017年2月14日
スラスラと簡単に、HoloLensを使って日本地図を書く
カヤックVR部(@kayac_vr)によると、画像素材を空間に配置できるアプリを作り、日本地図の画像を読み込んで、ホワイトボードの面に配置し、それをなぞったとのこと。
描き始めの様子。見ているとわかりませんが、描いている人は画像をなぞっているため、迷うことなくスラスラと書いていきます。
男性が頭にかぶっているのがMRデバイスのHoloLensです。
日本地図が完成しました。細かい凸凹や、小さい島まで非常に正確に日本地図が書かれています。特筆すべきはミスの少なさとスムーズさ、2重に書かれるところが多少あったものの、1回も消したりすることなく完成しました。
HoloLensで目指す未来
カヤックVR部に、HoloLensを使った今後の取組みについて伺ったところ、
「単純なことでも、HoloLensを使うと解決できることがたくさんあると思うので、そのあたりを探っていきたいと思っています。かゆいところに手が届くような実用的な使い方はもちろんですし、ちょっとふざけた、いたずらっぽい提案もどんどんしていこうと思っています。」とのこと。
HoloLensの新たな可能性を広げる、今後の活躍にも期待が高まります。
今後、カヤックVR部は、Hololensの受託制作も力を入れていくとのこと。 詳しくはこちら kayac.com/service/vr