PlayStation VR（PSVR）への対応が報じられた暗殺ステルスアクションゲーム「HITMAN 3（ヒットマン3）」。同作はPlayStation 5（PS5）、PlayStation 4（PS4）以外にもXbox Series X、Xbox One、PCでも発売予定です。
PC版のVRサポート有無が注目されていましたが、開発のIO InteractiveがRedditに投稿した内容から、発売時はPSVRのみになることが明らかになりました。
また、現在の開発バージョンはPS4標準コントローラのDUAL SHOCK4で動作しており、PlayStation Moveモーションコントローラは用いていないことも判明。Redditに投稿されたIO InteractiveシニアゲームデザイナーのEskil氏より明かされています。
IO Interactiveのコミュニケーションマネージャー・Travis氏いわく、現在はソニーインタラクティブエンタテインメント（SIE）と共にどう動くかを検証する作業にある、とのこと。結果次第では製品版で対応する可能性が残されていますが、現段階と変わらない場合はDUAL SHOCK4内臓のジャイロセンサーなどをフル活用するスタイルになる模様です。
合わせて、今回の新作に収録される5つのゲームモードも発表されました。
Campaign
主人公の暗殺者47（フォーティセブン）となり、広大なサンドボックス空間を舞台に暗殺任務を遂行していく本編（メインモード）。「World of Assassination」3部作の完結編を謳うストーリーが展開され、その結末はドラマティックなものになるとのこと。
Elusive Targets
日数経過と共に内容が更新されていく時限式のミッション。ターゲットの殺害、任務失敗などの条件をひとつでも満たしてしまうと即終了となる緊張感の高い構成が特徴。IO Interactiveいわく、今作ではその点をさらに強化した調整が施されている模様。
Escalations
ターゲットの変更や特定行動の禁止などの条件が付加された本編の任務に挑むモード。
Contracts Mode
ミッションを作成、配信できるクリエイトモード。
Sniper Assassin
オンライン対応の狙撃任務主体のゲームモード。
パートナーと協力し、ターゲットの狙撃を目指す。
なお、前作「HITMAN 2」で初登場した1対1の対戦モード「Ghost Mode（ゴーストモード）」は今作には収録されません。IO Interactiveによれば、「World of Assassination」の他分野に力を注ぐ関係でキャンセルの判断に至った模様。合わせて2020年8月31日に専用サーバーの稼働が停止されるとのことです。
また、「Sniper Assassin」の前作サーバーも新作発売と同時に稼働を停止するとのこと。マルチプレイヤー専用の実績（トロフィー）の扱いに関しても今後、数ヶ月の内にアナウンス予定の模様です。
そのほか、8月20日にIO Interactiveが発表した内容によれば、PC版はEpic Games Storeの時限独占タイトルで、12か月間の先行販売となるとのこと。合わせてイギリスが舞台となるミッションのロケーション、登場人物を紹介するトレイラーも公開されています。
