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これまでの集大成と、これからの未来。アイドル部1周年ライブ「はんぱないパッション」レポ

5月19日に開催されたアイドル部1周年ライブ「はんぱないパッション」。アイドル部が積み重ねてきた“これまで”と、つくりあげていく“これから”が、最高の形で交差するステージだった。

アイドル部の“これまで”の歩み、ファンの活動まで取り入れた演出

本ライブが開催されたのは、収容人数2473人のZepp DiverCity TOKYO。チケットは一般販売開始後の瞬く間に完売し、当日の物販も開演の6時間前にはほとんどが完売。ニコニコ生放送のタイムシフト予約数は最終的に10,000を突破した。現地に赴いたファンも配信で見守るファンも、その熱量と期待度は折り紙付きだ。

会場内にはたくさんのフラワースタンドが飾られる。アイドル部ファン有志からのものがいくつも見られる中、VTuber(バーチャルユーチューバー)事務所「ホロライブ」、もこ田めめめさんのファンを公言しているピンキーポップヘップバーンさん、カルロ・ピノさんのデザインを担当したイラストレーターのすいひさん、テレビ朝日の番組「ガリベンガーV」のスタッフ一同など、さまざまな方面からのお祝いの言葉が並ぶ。

前座のUBIBA NIGHT(ウビバナイト)では、アイドル部との共演経験や、アイドル部メンバーとの親交がある面々からのメッセージが紹介された。「ガリベンガーV」でアイドル部と共演する小峠英二さんをはじめ、メリーミルクさん、月ノ美兎さん、富士葵さん、ときのそらさんなどのビデオレターが、デビューの経緯や3Dお披露目といったアイドル部のこれまでの歩みに合わせて映し出される。たくさんの人との縁、たくさんの積み重ねがあって今日この日のライブがあるのだと、しみじみと感じられた。

また、ファンの活動を積極的に取り入れるのも.LIVEの特徴だ。開演前の客席では、ニコニコ動画に有志が投稿した「即興ちえりーらんどCM(ニコニコ動画)」がエンドレスで流れ、開演を待つファンが3回ほど合唱を始める場面も。UBIBA NIGHTでも、これまでのアイドル部のファンアートが随所で紹介された。

.LIVEはアイドル部のMMDモデルを公開するほか、メンバーも積極的にファンアートや動画に反応するなど、ファンの活動を取り入れる志向が強い。ファンのイラストや動画などの活動に公式がどんどんレスポンスを返すことで、さらに熱量のある新しいもの、面白いものが作られていく。

その代表的な例が、アイドル部の活動初期に投稿された「シロちゃん・馬P・アイドル部がブリーチOPで卍解する動画(ニコニコ動画)」だろう。アイドル部メンバーを夜空に浮かぶ星に見立てるイメージは、3D化を告知するprologue動画など、公式の動画でも度々登場する演出となった。

そして今、夜空に浮かぶ色とりどりの12の星たちが、大きなステージに降りてきた。

“これまで”の集大成、夢のステージ

ライブ1曲目は前述の動画でも使用された「*~アスタリスク~」。初期からのアイドル部を象徴する1曲だ。動画でアイドル部メンバーが登場する順番と同じパート分けで1番が歌われ、会場のボルテージは急上昇する。

これまで歌を披露する機会は比較的少なかったアイドル部。12人全員がセンターで歌い、全員にスポットが当たる緻密に練られた構成のもと、彼女たちの実力が存分に披露されることとなった。

木曽あずきさんは、4月27日~28日開催のニコニコ超会議2019で行われたライブではじめてフルコーラスの歌唱を披露したばかりのダークホース。「*~アスタリスク~」では2番のラップをソロで担当し、難易度の高いボカロ曲「バケモノダンスフロア」すらスタイリッシュに歌いこなす。

動画投稿の度にマイクの調整を変えているという木曽あずきさんは、一種のネタとして「毎回声が変わる」とファンにコメントされることも。「ロキ」ではそれを逆手にとったかのように、あらゆる声色を使って歌うというパフォーマンスを披露。迫力ある歌声とストリート風の衣装がステージに映えていた。

牛巻りこさんもまた、歌声を披露する機会がほとんどなかったメンバーの1人。「冥夜花伝廊」のイントロが伸びやかに歌われた途端、会場の空気を一気に掴んでいく。圧倒されるほどのビブラートと声量、間奏でサイドに現れたメンバーを口説きにかかる所まで、抜群の安定感を見せた。

もこ田めめめさんは、自身の声質に非常にマッチした「ダダダダ天使」はかわいらしく歌い上げ、打って変わって「ゴーストルール」ではかっこよさが溢れる低音ボイスで観客を魅了する。羊とアルパカと人間のキメラだという彼女らしく、様々な魅力を見せてくれた。

声質に非常にマッチした選曲、といえば北上双葉さんの「かくしん的☆めたまるふぉ〜ぜっ!」も外せない。ふわふわした声音が、ライトピンク色のサイリウムで埋まった会場に柔らかく響く。歌の後半にはばあちゃる学園生徒会の3人が勢揃いし、会場はさらに沸き立った。

「ロボットに乗るだけではなく、リズムにもノッて下さいね!」と登場し、現地の観客も配信コメントも盛り上げた神楽すずさんが歌うのは「ダンスロボットダンス」と「Trip Trip Trip」。いずれも持ち前のクリアボイスが存分に発揮されている。歌唱でもファンへの呼びかけでも、神楽すずさんのとてもよく通る声が、Zepp DiverCity TOKYOという大きな会場で十全に活きていたように思う。

サプライズでオリジナル楽曲披露も!?

また、本ライブではオリジナル楽曲として「GO! GO! ちえり!(ニコニコ動画)」が披露された。元々は有志が作成した花京院ちえりさんの人気音MADで、公式採用されたことによりアイドル部初のオリジナル楽曲となった。

フルバージョンのお披露目は今回が初にもかかわらず、花京院ちえりさんの盛り上げ方の巧みさも相まって、抜群の一体感で「GO! GO! ちえり!」コールが繰り返された。バーチャル世界とリアル世界を合わせても、「減給」でここまで盛り上がる場所はこのライブ会場くらいのものだろう。なお、この楽曲はライブ後にBOOTHにて販売が開始した

“これまで”と“これから”へ、歌で想いを伝える

1周年の晴れ舞台では、普段なかなか言えないことも思い切って言ってしまえる。これまでの自分へ、これからの未来へ、想いを打ち明けるメンバーがいた。

金剛いろはさんが歌った曲は「Butter-Fly」。心底楽しそうに歌う中、間奏で「未来の自分に向けてこの選曲をしました! アイドル部みんなで、これからも飛んでいきます!」と語る。いつも気丈に振舞う彼女の姿と、「Butter-Fly」の弱さと強さが同居した歌詞がぴったりとシンクロした瞬間だった。

ヤマトイオリさんが「イオリたちはこれからも羽ばたくよ! という気持ちを込めるよ! 見届けてね!」と宣言し歌ったのは「ブルーバード」。「Butter-Fly」がアイドル部が力強く飛び立つイメージならば、「ブルーバード」では思うまま自由に羽ばたいている。曲名の通り青い髪を揺らしながら、常に身体全体を元気いっぱいに動かすパフォーマンスを見せるヤマトイオリさん。彼女の歌もまた聞く機会がほとんど無かったが、身体ごと一回転しても全くブレない伸びやかな歌声は感嘆の一言だ。

カルロ・ピノさんが「コネクト」を歌う時、傍らには八重沢なとりさんがいた。雑学本「ぴのらぼ」を共同で制作した仲でもあり、2018年のカルロ・ピノさんの誕生日には、八重沢なとりさんが「ありのおひめさま」という自作の絵本をプレゼントしている。

曲中、カルロ・ピノさんはアイドル部入部前の胸の内を明かす。アイドル部唯一の14歳で、馴染めるかどうかも分からない不安。

絵本「ありのおひめさま」では、何者かに変わりたいと願うアリのお姫様は、白銀の馬や魔女、ダンゴムシ、さくらんぼといった様々な存在に出会った後、「“ありのまま”でいい」という答えを見つけだす。

「でも、今ではお姉ちゃん方や、ファンのみなさまと過ごす日々は、わたくしの一番の宝物になりました!」と続けたカルロ・ピノさんの顔は、とても晴れやかだった。

アイドルとしてのアイドル部、ステージに立つという夢

夜桜たまさんはアイドル鑑賞を趣味としており、アイドルという存在への思い入れは深く、同時にかなり自律的な一面もある人物だ。自分は“アイドル部”であって“アイドル”ではない、と配信で語ったこともあった。そんな彼女が歌う曲は、「私、アイドル宣言」。

堂に入った所作で、途中で感情が溢れながらも見事に最後まで歌いきる。これまでの1年と応援してきたファンへ、“アイドル”として最高のアンサーを返した。

夢のような1周年ライブのラストを飾ったのは、大きなステージに立つことが夢だと特に強く語っていた、猫乃木もちさんと八重沢なとりさんだった。

「アスノヨゾラ哨戒班」では、低音から高音への鮮やかな切り替えとともに、全音域で透き通った歌声を披露した猫乃木もちさん。彼女もまた、本格的な歌唱は4月27日~28日のニコニコ超会議2019でお披露目したばかりだ。

ライブ終盤で披露されたのは、ニコニコ超会議2019でも歌われ、YouTubeチャンネルにも投稿されている「ラプンツェル」。猫乃木もちさんの歌の魅力は、洗練された歌唱力と、それを超えて訴えかけてくる込められた感情である。そう確信させる彼女の姿は、まさに歌姫だった。

普段は真面目ながらも抜けている風紀委員長として、リラックスした雰囲気の配信が多い八重沢なとりさん。一転、ステージに立ち「海色」を歌う姿は格好良さすら醸し出しており、会場の空気を一気に掴んでいく。普段の配信ではおさえている声量を限界まで発揮していた。

ラストを飾るのは八重沢なとりさんの「千本桜」。こぶしやがなり声を駆使した見事な歌いまわしで、名残惜しそうにしていた現地のファンも今日一番の盛り上がりを見せる。緑色と黄色が混ざったサイリウムの揺らめきが、綺麗な米畑のようだった。

やがてサイリウムの色彩が豊かな12色に変化し、会場中からアンコールが湧き上がる中、再びアイドル部12人が現れた。アンコール曲は「君の知らない物語」。

「千本桜」は2018年11月のニコニコ超パーティー2018で、「君の知らない物語」は2018年8月の生誕祭ラストで、電脳少女シロさんが歌った楽曲。この2曲が今歌われることには大きな意味がある。

ライブの途中で公開されたメッセージ動画で、電脳少女シロさんはアイドル部に向けて、「みんなが他でもないみんなだったから、ここまで来れたんだよ。この先も勿論いけるから、一緒に歩んでください」と語った。1人の偉大な先輩に憧れて歩み始めた12人が、単独で大きな舞台へと昇った1周年の節目。同じ楽曲を最後に歌うことは、先輩後輩を超えて、一緒に歩んでいくことの証でもある。

美しい12色のサイリウムの空で、「電脳少女シロの後輩」にとどまらない「アイドル部」としての素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた彼女たちは、また新たな一歩を踏み出した。

ライブで見えた景色と、“これから”への期待

見届けた数多くのファンに非常に大きな満足感をもたらした1周年ライブ。この大成功はアイドル部自身はもちろん、アイドル部のプロデューサーであるばあちゃるさんの尽力なくしては成り立たなかったと言えるだろう。今回は主に現実世界に登場してMCを担当し、息も絶え絶えになりながら、誰よりも力いっぱいにアイドル部を応援し続けていた。アンコール終了後、オレンジ色のサイリウムと共に「ばあちゃる」コールが湧き上がったことは感慨深い。

そして、実際にパフォーマンスを行う姿を見ると、3D衣装はステージによく映えるようデザインされていることがわかる。夜桜たまさんと牛巻りこさんが並んだ際の鮮麗な対比はその好例だ。

また、何人ものメンバーが「一番後ろの席まで見えてるよ!」「みんなの笑顔見えてるよ!」としきりに呼びかけたり、ファンのサイリウムについてお礼を述べていたのも印象的だ。ファンが客席から見るアイドル部の姿を見るのと同時に、アイドル部メンバーもまたステージからサイリウムや歓声で溢れる客席を見ているという事実は、VTuberのライブであることを考えるとなかなかに趣深い。バーチャルとリアルの垣根を超えて、感動を共有することはできるのだ。

.LIVEアイドル部には明確なリーダーはいない。活動初期からコラボ配信も少なめで、アイドル部1人ひとりを目立たせることを重視しているように見える。それは今回のライブも例外ではなく、全員が主役となりメインで歌えるように注力されていた。

“これまで”の集大成とも言えるライブが終わり、“これから”への期待も高まってくる。今回はソロ歌唱がメインだったため、デュエット以上の複数人歌唱にも期待したいところだし、VRライブでアイドル部を見られたときの感動は想像に難くない。そしてもちろん、オリジナル楽曲を中心としたライブも待ち遠しい。新たな一歩を踏み出したアイドル部のこれからの未来を、存分に応援していきたい。



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