2018年9月4日、近畿地方を直撃し大きな被害を出した平成30年台風第21号「メイメイ」。NHKはこの台風によりタンカーが連絡橋と衝突、およそ3000人の利用客が孤立した関西空港の様子を、360度カメラで撮影。同社の360度報道コーナーである「NHK VR」にて公開しました。この360度動画はこちらのリンクから見ることができます。
動画では関西空港連絡橋に衝突したタンカーや、孤立した空港内で食料・飲料水を受け取る人々、9月5日から開始された臨時シャトルバスでの輸送を待つ人々が長蛇の列をつくる様子が映し出されています。
NHKは2017年7月の「九州北部豪雨災害」や2018年7月の「平成30年7月豪雨」の報道にも360度動画を使用しており、現場の被害を臨場感をもって伝えています。今回もまた、災害現場の様子をリアルに報道する手段としての、360度動画の力を感じる内容です。
（参考）NHK VR
