AR関連企業Ghost Pacer社は、スポーツ向けARグラス「Ghost Pacer」を発表しました。KickStarterでのクラウドファンディングがスタートしており、2020年8月6日時点
で目標額の25,000ドル(約260万円)の2倍以上となる58,165ドル(約610万円)の調達に成功しています。クラウドファンディングは2020年9月4日まで行われます。
過去の自分や、他ユーザーとタイムを競う
「Ghost Pacer」は走るコースや速度を設定でき、“ARランナー”には他の「Ghost Pacer」ユーザーのデータや自分の過去データを使用することも可能です。
また、上位機種の「Ghost Pacer Pro」では複数のスマートウォッチとの連動機能が実装されているほか、ワークアウトのカスタマイズ等にも対応しています。
ランナーの需要を満たす
Ghost Pacer社のCEOであり、開発にも携わったAbdurRahman Bhatti氏は、米メディアVRScoutの取材に対し以下のようにコメントしています。
これは予想だにしていなかったことですが、新型コロナウイルスの流行は仕事というもののスケジュールを、よりフレキシブル、かつテレワークもオプションとして含んだに変化させつつあります。仕事のスケジュールが変化するにつれて、オンデマンドフィットネス技術も成長していきます。そして我々は、ランナーの需要を満たすことに注力しているのです。
(「Ghost Pacer」の装着イメージ。デバイスの重量は約90gとのこと)
(参考)VRScout、Kickstarter
Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。