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話題 2021.08.18

オリンピックで放送されなかった「幻のフェンシング」動画が話題に。高速で動く剣先をARで

8月17日、日本フェンシング協会前会長の太田雄貴さんがフェンシングのAR動画を公開し、話題となっています。動画ではARで赤い光を表示し、高速で動く剣先の軌跡が分かりやすく見れるようになっています。

太田さんによれば、この技術は東京オリンピックで公開される予定でしたが、試合映像のリプレイ放映が交渉含めて難航。現地での限定公開となりましたが、本番の試合も無観客となってしまったために、多くの人々の目に触れることはありませんでした。大田さんは「東京オリンピックの競技×イノベーションの代表として世界中の人に見て欲しかった」とコメントしています。

今回の技術はライゾマティクスが開発したもので、人間の視覚では追いきれない剣先をマーカー無しでも検出できるようになっており、リアルタイムで光の演出を加えているとのこと。

残念ながらオリンピック中継では放映されませんでしたが、今後何かしらのかたちでAR技術を利用したフェンシングの動画を楽しめる日が来るかもしれません。

今回の技術の詳細はライゾマティクスの公式サイトから確認できます。

(参考)Twitter


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