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ゲーム・アプリ 2020.06.30

ファンメイドのVR版「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」お披露目

株式会社セガの誇る看板タイトルにしてアクションゲームである「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」。2020年2月14日には、初の実写映画「ソニック・ザ・ムービー」が公開。日本でも6月26日より全国で公開開始となりました。

そんなソニックは特に海外での人気が高く、個人開発者によるファンゲームが数多く制作・お披露目されています。そんなファンゲームのひとつとして、「Virtua Sonic」なるファンゲームのティザートレイラーが公開。

いわゆるVR版「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」で、注目を集めています。

ティザートレイラーはチュートリアルステージのプレイ模様がメイン。ローリング、ホーミングアタック、スピンダッシュと言った基本アクションが順を追って紹介されています。内容はパルクールスタイルのアクションゲームで、本家ソニックのように道中には敵が登場せず、仕掛けを突破したり、最速タイムを争うことに焦点を当てた作りになっているようです。開発者によればHTC Vive、Valve Index、Oculus Riftと言ったSteamVR対応ヘッドセットを全てサポートするとのこと。バーチャルリアリティで可能な体験の限界を突き詰め、ソニックのようなハイスピードアクションゲームの可能性を示すことをプロジェクトの目標にしている模様です。

なお、海外ではソニックのファンゲームを発表・お披露目するオンラインイベント「Sonic Amateur Games Expo」が毎年開催されており、2020年も9月上旬に行われる予定となっています。本作もそこに出展され、実際に体験できるとのこと。ただし、ファンゲームのため、製品化に関しては版権の関係から困難を極めそうです。

しかしながら、同イベントでは過去、ソニックのファンゲームとして作られながら、後にオリジナルのゲームとして一新されてPCNintendo SwitchPlayStation 4で製品化された「フリーダムプラネット」の一例から、本作も同様の道を辿る可能性があります。
現時点でVR関連では数少ないハイスピード系のアクションゲーム。本作がそこに切り込む1作になるのか、今後の進展が注目されます。

(参考)Road to VR


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