VRヘッドセットについて調べたり購入を検討したりする際に頭を悩ませるのが「専門用語」。初心者にとっては取っつきづらい用語が多く「そもそも何を説明している言葉なのか分からない」「どの数字が何を表しているのか判断がつかない」という人も少なくないはず。この記事ではVR関連でよく使われる用語を分かりやすく解説していきます。
※今記事はPodcast『もぐラジオ』の「いまさら聞けないVR専門用語 デバイス編」の内容を基に加筆・再構成しています。
「トラッキング」とは?
「トラッキング」とは、ユーザーの動きを追跡して、バーチャル空間の動きにそのまま反映させる技術のことです。頭の動きや視線、手足の位置などをセンサーが認識し、それに合わせて、バーチャル空間上の自分の身体やアバターを動かせます。VRのリアリティや没入感は、このトラッキングの精度によって大きく左右されます。

(画像はPICOの腰モーショントラッカー「PICO Motion Tracker Waist Version」)
トラッキング性能が高いほど、VR内での動きが現実と重なり、より自然な動きを反映させられます。

(画像はStretchSenseのトラッキンググローブ「Reality XR Game Glove」)

(画像はSonyのフルボディトラッキングデバイス「mocopi」)
トラッキング機能にはいくつか種類があり、体のどの部分の動きを追跡するかによって機能の呼び方が変わります。例えば、顔の微細な動きまでキャラクターに反映させる「フェイストラッキング」や、視線の動きを検知する「アイトラッキング」、全身の動きを取り込んでVR空間に再現する「フルボディトラッキング(フルトラ)」というものがあります。
機器によって、トラッキングの方法や性能が大きく異なり、専用の小型センサーを身につけるタイプや、ヘッドセット内蔵のカメラで動きを認識するタイプなど、さまざまな方式が存在します。
VR機器と、そのオプションとしてのトラッキングデバイスを選ぶ際には「身体のどの部分までを、どの程度動かしたいのか」を求めるかが、ひとつの重要なポイントになるでしょう。
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