6月8日（水）Meta社のCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は、ゲームを遊びながらゲーム開発ができるプラットフォーム「Crayta」を「Facebook Gaming」向けにリリースすることを発表し、注目を集めています。
「Crayta」は、複数人でプレイしながらゲーム開発を行えるプラットフォームです。複数人（最大20人）が同時にコードを編集したり、オブジェクトを変更も可能で、作成したゲームをフレンドなどと一緒に遊ぶこともでき、メタバースのひとつとしても注目されています。
当初はグーグルのクラウドゲーミングサービス「Stadia」向けにローンチされましたが、その後Epic Game Storeでもリリース。2021年6月にMeta社（当時はフェイスブック）が開発元のUnit 2 Gamesの買収を発表し、「Facebook Gaming」のクラウドプラットフォームに統合されることが予告されていました。
「Facebook Gaming」では、「Crayta」はクラウド上のサービスとなり、ソフトウェアのダウンロード無しで遊べるようになる予定です。
ザッカーバーグ氏は「クラウドストリーミング技術によって、高スペックのデバイスを持っていなくても、モバイル端末やデスクトップから素早い構築が可能になる」と説明しています。
なお記事執筆時点では、日本向けの展開時期などは告知されていません。
