中国・貴州省に、VRヘッドセットで楽しむテーマパークEast Valley of Science & Fantasyが登場します。同施設は今年12月に、VRローラーコースターなど一部アトラクションエリアがオープン予定です。
中国初のVRローラーコースターも登場
320エーカー(約東京ドーム28個分)の敷地を誇るEast Valley of Science & Fantasyは、未来や宇宙を旅したり、地球外生命体と出会ったり、ドラゴンの背中に乗って冒険をしたりできるVRアトラクションが満載のテーマパークです。
現在建設中の本施設は総工費が13億~15億ドル(約1,400~1,700億円)ほどかかると見積もられています。中国初となるVRジェットコースター以外にも、VRレストラン、VRシアター、VRレクリエーション施設、子供向けエリアなどがオープン予定です。
来場者はテーマパークに入るとすぐにVRヘッドセットを渡されることになります。同ヘッドセットには、各アトラクションで体験できるデータが搭載されています。
テーマパークには、750トンの鉄で作られる175フィート(約50メートル)ほどの巨大な像も作られる予定です。
12月に一部エリアがオープン予定
同テーマパークにはアトラクションだけでなく、研究・開発のためのVRプロダクション施設なども作られる予定です。エンターテインメントとしての側面以外にも、中国やアジア全体のVR産業の拠点となるような施設になるかもしれません。
East Valley of Science & Fantasyは、Oriental Times Media Corporationにより中国・貴州省に建設中。12月には、VRローラーコースターやロボットパークを含むエイリアンベースエリアが体験可能になる予定です。
残りの施設は段階的に一般公開を予定しています。
(参考)
China’s Billion Dollar VR Theme Park Is Nothing Short Of Colossal / VR Scout(英語)
https://vrscout.com/news/china-vr-theme-park-guiyang/
Mogura VRは、VR Scoutとパートナーシップを結んでいます。