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話題 2022.06.29

バーチャル空間に入ったまま24時間でゲーム開発に挑戦する猛者が現る

VRデベロッパーのQuentin Valembois(Valem)さんが「Meta Quest 2を装着した状態で、24時間以内にVRゲームを作る」というチャレンジを実施しました。

Valemさんは、コンセプトの立案からコーディングまで、すべての工程をQuest 2の“中”で行いました。まずは、Meta社のVR会議ツール「Horizon Workrooms」で、アイディアを整理・立案。その後、3Dモデリングアプリ「Shapes XR」に切り替え、ゲームデザインを行いました。

ゲーム内のデザインを「Shapes XR」での制作時には、Valemさんの友人も助っ人として参加。コーディングについては、「Horizon Workrooms」から自分のPCにリモートアクセスする形で書き上げられました。

その後、音楽制作アプリ「Virtuoso」でサウンド関連の準備を終えて、ゲームは完成。パラグライダーで空を飛ぶ、オリジナル音楽付きの作品が24時間で出来上がりました。ゲーム自体の出来はシンプルなものですが、VR内で行える作業の可能性とポテンシャルを示した結果と言えるでしょう。

Valemさんが開発したゲームのダウンロードはこちらから行えます。対応デバイスはOculus系ヘッドセット(そのほかの機器では未検証)とのことです。

https://valem.itch.io/hang-glider

なお、Valemさんは2022年5月に自転車に乗ったままVRゲームを体験するというチャレンジを行い、大きな話題となりました。彼の次なるチャレンジは何かにも注目です。

(参考)VRScout

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