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話題 2019.09.14

制作期間4年、ビョークが全編をVRで体験できるアルバムを発売

アイスランド出身のシンガーソングライターであるビョーク(Björk)は、全編VRのミュージックアルバム「Björk Vulnicura Virtual Reality Album」を、ゲーム配信プラットフォームのSteam上でリリースしました。Oculus Rift、Valve Index、HTC ViveのVRヘッドセットに対応し、販売価格は3,230円(税込)です。対応言語は英語で、日本語未対応です。

遂に完成!フルVRアルバム

本アルバムは、2015年に発売された「Vulnicura」に収録されている楽曲をVRにて再構築しており、「Notget」「Family」「Stonemilker」「Lionsong」「Mouth Mantra」「Black Lake」「Quicksand」の7曲が全編VR。「Vulnicura」の発売当時から360度映像のミュージックビデオを数点制作していましたが、2016年にフルVRアルバムの制作を発表し、そう制作年数4年を超える全編VRアルバムが完成しました。

自身のインスタグラムで、アルバム「Vulnicura」について次のように述べています。

私は音楽を心から愛していて、よく音楽の感覚で突き動かされてしまいます。「Stonemilker」の360度映像をビーチで撮影することが決まった時は、私の歌がどれだけ音楽と空間的につながっていたのか証明したかったのかもしれません。

ついにvulnicura VRのフルバージョンを皆さんと共有できることをとてもうれしく思います。これで全曲をひとつの場所で聴くことが可能となりました。私たちが作成したすべてのバーチャルリアリティビデオのデジタルホームといえるでしょう。9月6日金曜日にリリースされます。

(参考)engadgetRoad to VRInstagram(bjork)
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