2025年12月2日、「アバターアワード2025」の授賞式が「XR Kaigi 2025」内で行われました。
アバターアワードは、アバター文化の発展とクリエイターの認知向上を目的に、一般から3Dアバター作品を募り表彰する企画です。主催は、3Dアバター向けのファイル形式VRMの国際標準化を進めるVRMコンソーシアムで、今年で6周年となります。式典はニコニコ公式生放送とYouTubeで配信されました。
本年はアワードアバター部門に177点、アバターライフ部門に145点が集まりました。300点を超える応募から各賞が決まり、VRChat Inc.が特別功労賞を受賞しました。審査員は軍地彩弓氏、丸山敬太氏、三木一馬氏です。
アバター部門は個性やファッション性、先進性を軸に選考されました。12作品の最終候補から、░ ぽぽ™わあ░⽒制作の「【∈goridrip∌】」が最優秀賞に選ばれました。軍地氏はポップな色使いと被り物を評価し、三木氏は不可思議な魅力を語りました。ランウェイでの動きも作品性と合っていたとされています。
【∈goridrip∌】#AvatarAward2025 pic.twitter.com/W5UdGp2rTn
— ░ ぽぽ™わあ░ 📣*ぽぽあ*ぽぽ*ぽ** (@poa_powa_R22) October 17, 2025
優秀賞は4作品です。「来栖たまき」(tecktou氏)は猫耳が特徴で、三木氏は可愛らしさを評価しました。REIRO_MCno151 VBC CLI氏は2作品が受賞し、「望まれし子供たちの守、全ての熾し火を燈す紅き青年」は未来的で民族的な要素があり、軍地氏は細かな描写を評価しました。
同氏の「REIRO15th レムニスケール アルカエスト」も優秀賞です。軍地氏は緻密な造形を称賛し、丸山氏はアバターファッションらしい細部の作り込みを評価しました。
midori tateno氏の「Sara」は8bit風のデザインが特徴で、軍地氏はグレーの配色と立体と平面が交わるような造形を評価しています。
アバターライフ部門は「アバターでの日常」を題材にした写真賞です。145点から、メラノソフィア/メタバースオネェ氏の「VRoid SwimWear Collection」が大賞に選ばれました。大前広樹氏は、アバターの「なってみたい」を叶える魅力と、開催に多くの協力があったことを述べました。
FUJIYAMA賞は、VRChatの集会場「FUJIYAMA」との企画で、今回複数作品が受賞しました。なやぼん氏の「作戦会議」はちはや賞で、仕草や距離感の調和が評価されました。ててねこ氏の「小さな一歩と大きな勇気のその先に」はきりお賞で、日常の瞬間を捉えた点が挙げられました。空き缶詰氏の「A wonderful encounter」は警戒ちゃん賞で、物語の導入のような構図であると、語られています。
特別功労賞はアバター文化に貢献した個人や団体に贈られます。今年はVRChat Inc.が選ばれました。VRMを問わず多くの利用者に体験を提供し、文化の普及に寄与したことが受賞理由となっています。
VRChat Inc.の北庄司英雄氏は、受賞への感謝と、アバター文化を育てたのは世界中のクリエイターとコミュニティだと述べました。より自由にアバターを使える未来を支えていくと語りました。
参考
https://presswalker.jp/press/96665
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