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話題 2024.10.15 sponsored

クリエイター制作のアバターを表彰する「アバターアワード2024」開催決定 作品を募集中

アバター作品を審査・表彰する「アバターアワード2024」が、10月27日(日)まで作品募集をしています。

第5回を迎える「アバターアワード2024」では、「アバター部門」と「アバターライフ部門」を開催。X(旧Twitter)でVRMコンソーシアム事務局をフォローし、ハッシュタグを着けて写真を投稿します。


(軍地彩弓氏)

(三木一馬氏)

審査員に人気ファッション誌「ViVi」などを手掛けてきたファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓氏、「ソード アート・オンライン(SAO)」の編集者として知られる三木一馬氏が参加します。

授賞式は12月11日(水)にXRカンファレンス「XR Kaigi 2024」会場で実施。「アバター部門」の最終ノミネ ート作品として選出された12作品を会場にて紹介し、最優秀賞が決定・表彰されます。

過去受賞者の声

垓交官YUKI 専用法衣 天鴉( アバターアワード2023 最優秀賞)

作者:垓交官YUKI
技術的な挑戦について:
パーフェクトシンクによる豊かな表情再現や翼の可動ギミック。
VRChatでは翼はボーン制御によるアニメーションで動かしていましたがVRMにはヒューマノイドボーン以外を動かすことはできないので、翼の動きをシェイプキーにして表情で動かせるようにすることでランウェイでのパフォーマンスを実現しました。

反響やフィードバック:
直接的な影響はありませんが、対外向けにキャラモデルのクオリティを担保する大きな要因になっています。

amele(アバターアワード2022 最優秀賞)

作者:大幸太一
技術的な挑戦について:
萌え袖とスカートのフリル部分を、デザイン的に複雑な花束のように制作しようとしましたが、技術的に困難でしたので、花びらを一枚一枚制作して透過によって重ね合わせて表現しました。
また、ワンピースの上に纏っている鳥籠を模したリボンとツインテールの物理演算の設定が困難でしたので、ツインテールのツインテールを、新体操で操るリボンのように、くるっと回った時に体の周りで螺旋を描くようにゆわっとしたものとして調整して、豪華感を目指しました。

反響やフィードバック:
ゲームキャラクターの制作やVtuberのアバター制作等、色々とお声掛けいただけるようになりました。

Nuibari(アバターアワード2021 最優秀賞)

作者:メシエナンバー
技術的な挑戦について:
キャラクターデザインの面で非常に苦労しました。姉妹作であるMachibariの配布開始日は2018年の上半期だったのですが、同年の秋ごろにはすでに姉妹作の案と、初期デザインがありました。しかし案がまとまり切らずに一度制作を断念し、他のアバターを作りながら、時々アイデアのブラッシュアップを行い、いいデザインにまとまらないか考え続けていました。「羊」を主題にしたデザインが完成版と大きく違う点ですが、他に違う点を挙げると、今よりかなり頭身が高く「お姉さん」といった感じの外観をしていました。それがマスコット的なデザインのMachibariとのちぐはぐ感を上げており、まずはお姉さんらしかったデザインを、人間の子どもらしい造形に変えてみるところからデザインの変更を行い始め、数年かけて現在の外観に落ち着きました。

反響やフィードバック:
アバターアワード受賞を境に、Nuibariの認知度はそれ以前より確実に上がったと思います。2023年3月末に、株式会社オカムラさんの主催するイベント「バーチャル出荷工場ツアー」にアバター作家として参加させていただいたのですが、やり取りをした担当者の方には、Nuibariのような作品を提出してもらえると嬉しいとコメントを頂きました。アバターアワードが直接的なきっかけかは分かりませんが、受賞がNuibariを私の代表作に押し上げてくれるような効果はあったと感じています。

「アバターアワード」開催の趣旨についてのコメント

日本のアバター文化は「現実の肉体から解放された新しい自己表現の形」として独自の発展を見せており、このムーブメントを普段VRやアバターの文化に触れない人々にも広めたいという思いから「アバターアワード」はスタートいたしました。
ファッション性・キャラクター性の観点から見ても特に優れているアバターとクリエイターを表彰するために、毎年ファッション業界・コンテンツ業界の最前線で活躍されている方々をお呼びしてのアワード形式になっていますが、それと同時に、アバターアワードを通じてアバター文化の多様性や盛り上がりを多くの人にも知っていただけるよう、皆さんが普段使いのアバターでも参加していただき、どんな生活を楽しんでいるかを伝えてほしいと思っています。応募方法は、Xで画像にハッシュタグ「#avataraward2024」を付けてポストするだけで完了。アバターのフォーマットはVRMだけでなくFBX形式でも可能です。
いわば「今年一番アバターを楽しんだ人選手権」、アバターアワードで皆さんのアバターを世界に発信していきましょう!

「アバターアワード2024」 開催概要

主催 一般社団法人VRMコンソーシアム
共催 株式会社 Mogura / XR Kaigi 2024
実行委員長 大前広樹 (一般社団法人VRMコンソーシアム 理事 渉外委員会委員長 )
実行委員 副島義貴(一般社団法人VRMコンソーシアム理事)
アバターアワード2024 公式サイト http://vrm-consortium.org/avataraward/
VRMコンソーシアム 公式サイト https://vrm-consortium.org/

応募要項

応募期間 2024年9月26日(木)12時~ 2024年10月27日(日)23:59
応募方法 【アバター部門】
X(旧Twitter)でVRMコンソーシアム事務局をフォローした上で、自身のアバターのベストショット、全身がわかる画像を添付してハッシュタグ「#AvatarAward2024」を付けて投稿してください。【アバターライフ部門】
X(旧Twitter)でVRMコンソーシアム事務局をフォローした上で、アバター同士の交流やアバターならではの活動が伝わる画像を添付して、X上でハッシュタグ「#AvatarAward2024」に加えて「#AvatarLife2024」を付けて投稿してください。タイトルがあれば投稿に記載ください。
アバターの作成方法 fbx、vrm形式であれば、作成方法は自由です。市販のアバター作成アプリの使用も可能。
一次選考通過のお知らせ 一次選考を通過された場合、VRMコンソーシアム事務局よりDMにてご連絡します。
【アバター部門】の場合は、ランウェイ撮影のためアバターデータを提供(fbx、vrm形式)。
その他、詳細に関しては、公式サイトの応募要項をご確認ください。
最終選考ノミネートのお知らせ 最終ノミネート作品の決定は授賞式での発表にて。
表彰式生放送 2024年12月11日(水)19:00~

(参考)公式提供資料


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