12月13日、VRアバターのファッションコンテスト「アバターアワード2020」の授賞式がニコニコ生放送で開催。各賞の受賞者が発表され、主催者特別功労賞にVTuber(バーチャルユーチューバー)キズナアイさんが選出されました。
「アバターアワード2020」は3Dアバターの人格や権利を保護し、共通規格「VRM」の策定・推進をしているVRMコンソーシアムが主催しています。VTuberなどのアバター文化振興と、クリエイターの認知向上のために企画されました。
審査員として、ファッションクリエイティブディレクターの軍地彩弓さん、「ソードアート・オンライン」などのライトノベル編集を担当してきた三木一馬さん、「涼宮ハルヒ」シリーズの挿絵やVTuberの天神子兎音さんのキャラクターデザインを担当しているイラストレーターのいとうのいぢさん、アニメ「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」などの監督である幾原邦彦さんが参加しました。
エントリーした作品総数は411点で、最終ノミネートとして12作品が選出。授賞式の生放送で実施されたバーチャルランウェイでパフォーマンスを行いました。
最優秀賞に祥介氏の「藤ヶ峰りお」が、優秀賞に田中桔梗(ききょうぱんだ)氏の「田中桔梗」、ぼたもち氏の「チェルシー」、みどりねこ氏の「薄紅はるか」、盃(さかずき)ないぎ氏の「盃ないぎ」が選出。
また、日本のアバターやVTuberなどの存在を一般にも広く知らしめ、アバター文化の発展に最も貢献したバーチャルキャラクターを表彰する「主催者特別功労賞」にキズナアイさんが選出されました。
キズナアイさん本人受賞コメント(主催者特別功労賞)
「この度は特別功労賞という素敵な賞をいただき、とても嬉しいです!ありがとうございます!こういった賞をもらうと『みんなとつながりたい』という目標に向かって、たくさんのことにチャレンジをしたり、活動をし続けていることが少しでも皆さんに伝わっているんだなぁと実感できて、とても励みになっています。もっともっと世界中のみんなとつながっていき、私のビジョンのように大切にしている言葉”hello,world”を体現し、もっと皆さんの日常が彩られるように思いっきり未来志向で突き進んでいきたいと思います。この度は本当にありがとうございました!」