2021年8月にPlayStation VR版が発売されたVRステルスアクションゲーム「Arashi: Castles of Sin（邦題：嵐: 罪の城）」のパワーアップ兼リマスター版「Arashi: Castles of Sin – Final Cut」が発表されました。対応ヘッドセットはMeta Quest 2（3、Pro）、PlayStation VR2（PSVR2）、PCVRとのことです。
オリジナル版の「嵐: 罪の城」は封建時代の日本が舞台のVRステルスアクションゲーム。プレイヤーは「嵐家」の末裔にしてエリート忍者の「筧志郎」に扮し、悪の浪人軍団「伊賀の六鬼衆」に占拠された城の奪還に挑みます。
光と影を駆使して敵を欺いたり、あるいは正面から敵を討ったりと、様々な選択肢が用意された戦術周りが特徴。また、任務にはAIが操作する相棒の狼「ハル」も同行し、指示を出すと敵を倒しにいってくれたりなど、潜入をサポートしてくれます。
パワーアップ版は基本的な内容はオリジナル版を踏襲しつつ、グラフィック全般を大幅に強化。より鮮明かつ、血なまぐささも感じられる映像と共に本編が楽しめるようになっているとのことです。また、本作の販売は「The Walking Dead: Saints & Sinners」を開発したSkydance Interactiveが担当。さらにSteamストアページの情報によれば、今回のパワーアップ版も日本語に対応するとのことです。
本稿執筆時点でPSVR2版が日本国内でも発売されるか否かは不明。ただし、オリジナルのPSVR版が「嵐: 罪の城」の邦題にローカライズされて発売されたことから、国内で販売される可能性は高いと思われます。今後の続報が待たれるところです。
